またまた、アドブルーの警告がハイエースのインパネに表示されました。
燃料警告灯の横にランプが点灯するものですから、すぐに目につきますね。
今回はアドブルーの購入と注意点をまとめます。ハイエースやキャラバンのアドブルーが必要なディーゼルエンジンの方、よろしければご覧ください。
安くなりました! アドブルー(Ad Blue)
2022年1月23日の段階で、アドブルー(Ad Blue)の価格を調べて購入した記事を書かせていただきました。その当時の価格は、以下のようなものでした。
5リットル 3,300円(トヨタのディーラー)
5リットル 2,088円(地元 オートバックス)
※同じ商品がAmazonで6,500円位だったと思います。一時は在庫がほどんどありませんでした。
今回は色々と探して、安心できるショップとメーカーということで次の商品に決めました。
安くて良い商品を購入したつもりなのですが、注意点があります。
20リットル 3,500円
(わたしは、楽天 宇佐美ショップで送料税込で購入しました。)
過去記事
どうなっている?アドブルー(Ad Blue)普通価格で売ってます!
購入した商品の状況
商品はこんな感じです。20ℓのアドブルーはかなり重いです。女性が一人で持ち上げるのは苦労するレベルです。
前回は5ℓのビニールパックの商品を購入したので、今回はコスパの良い大容量を購入しました。
しかし、これが苦労のもとでした。
中身は下の図のように1つのパックに入っていました。
箱から取り出そうとしたのですが、これは箱のまま使用するもののようです。
使用後に箱と分離するように説明書に書かれていました。
段ボールに持ち手はありませんから、男性でも手伝いがあればいいなぁ。と思うレベルの重さです。この段ボールを持ちながら、ハイエースのそそぎ口にノズルを入れるのも大変です。
普通の方には、小出しにして、補充することをおすすめします。
私は、ダイソー(100円)で1.2ℓの水差しを購入しましたが、小さくて何度も移し替えをしなくてはいけないので、結構、手間です。下の商品は小さすぎます。
文末のきちんとした商品を購入された方がいいかもしれません。
ノズルが入っていて注ぎやすくなっています。
(画像のティッシュはサイズをイメージするために置きました。)
補充で中身のアドブルーが減ってもこの箱のサイズは確保しなければならないで、邪魔だと感じる人はおられるでしょうね。
アドブルーの補充間隔 2022年4月一部改良で改善
ハイエースのアドブルーは容量7.4リットルのようです。
アドブルーの消費量はだいたい1000kmで1リッターですので、すべて使い切って7000km強走行ができます。
結構、気になるくらい?の距離です。また、いきなり、警告灯が点灯しますから、あまり親切なインフォメーションではありません。
下は私の車のインフォメーションです。表示されている文字はエンジンを掛けた時に表示されますが、すぐに通常の画面に切り替わります。
この表示やアドブルーの容量が、ハイエースの一部改良で改善されているようです。
■ハイエース 2022年4月一部改良でのアドブルー関係の変更点
アドブルーのタンクの容量 7.4L→10.4L 大型化
おまけに、運転席のディスプレイに、アドブルーの残量を表示する機能も追加されたようです。
記事の情報源 FLEXのホームページへ
きっと、みなさんに喜ばれる一部改良ですね。
大切な注意点 アドブルーの消費量と保存期間
前回のアドブルー補充時期が、非常に高値の時期だったので、安くなっているアドブルーを見ると、うれしくなって?20ℓの大型のものを購入してしましました。
ひとまず、重すぎて補充が大変だということを考えていませんでした・・
加えて・・アドブルーはどれくらい消費するものなか?
1,000㎞で1ℓのイメージですが、「しんごのブログ」さんではもう少し走ると記載があります。
アドブルーの燃費は、1,400㎞と書かれています。
残りが2リットルになったところで、警告灯が点灯すると書いてあります。
(私も前回、警告灯が点灯したと所で5ℓを補充できましたので、ちょうど同じ感覚です)
20ℓのアドブルーを購入すれば、28,000㎞走ることになります。
走行距離は、人それぞれですが・・1年で2万キロ走る人なら1年以上持つことになります。
「保存できるの?」疑問に思い始め・・
アドブルーって、保存できるのか調べてみました。この商品の製造元、日本液炭のホームページに記載がありました。以下、抜粋です。
・
容器内の尿素水は常に30°C以下で保管することが好ましい条件です。
40°Cでは製品寿命は4ヶ月となり、温度上昇により大きく製品寿命が低下します。また、直射日光の当たらない風通しの良い場所に密閉して保管してください。
・
一方、尿素水は-11°C以下で結晶化するため、容器内の温度は-10°C以上の液温になるように管理してください。日本液炭ホームページ
常に30℃以下が望ましいと言われても、最近の夏は暑く40℃近くになりますし、家の中でも保存場所によっては、40℃になります。
そもそも、真夏に車の中においておけば、40℃の到達はすぐです。
下の「ヤフー知恵袋」を見てください。大切なことが、わかりやすく書いてあります。
アドブルーの保管温度と製品寿命です。長期間の保存は難しいと考えた方が良さそうです。
- 10℃以下 約3年
- 25℃以下 約2年
- 30℃以下 約1年
- 35℃以下 約6ヶ月 とあります。
他のページにもありましたが、劣化したアドブルーを使用するのは、車の関係装置に悪い影響を与えるとのことです。
わたしの走行距離から考えると、20ℓのアドブルーは大きすぎました・・失敗です。
できるだけ、冷暗所に保存しようと思いますが、それにしても欲張りすぎたようです。
まとめ
20ℓのアドブルーは、自分の走行距離や保存環境等に合わせて、気をつけて購入した方が良いと思います。
- 理由①
本体に重量があり、補充の時、苦労します。 - 理由②
アドブルーは劣化します。特に温度(高温)に敏感な性質があるようです。 - 理由③
この商品は、中身が減っても箱のサイズは、そのままです。保存スペースをとります。
1年で走行距離1~2万キロくらいまでの方には、下の商品をおすすめします。
20ℓが割安ですが、一時と比較すると10ℓも、かなり安くなっています。
ただし、わたしが調べた範囲では、10ℓと5ℓは、あまり価格が変わらないような気がします。
送料の関係もあると思うので、10ℓの購入が良いように思います。
下は10ℓの商品です。
ディーゼル車とアドブルーは、切っても切れないご縁です。
(新しいキャラバンもアドブルー仕様になったと聞きます。)
ご自身の使用状況にあわせて、いい具合サイズの商品を選んでください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。