ハイエース 初心者 セカンドシート取り外し方&DIYのためのレンチ 購入失敗談

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今回は、初心者のかたに向けた、ハイエースのセカンドシートの取り外し方とハイエースをDIYで楽しむために必要な、工具、ラチェットレンチの選び方について書かせていただきます。
上の画像は、フロアパネルを設置して、セカンドシートを戻した状態の画像です。
(標準ボディーのダークプライムⅡ 4WDです。)

シート外しのための工具 ラチェットレンチ ここに注意!

ラチェットレンチ (ratchet wrench) とは・・
ラチェット機構を用いたレンチ。ラチェット機構によって回転方向が一方向に制限され、逆回転させると空回りするため、ボルトやナットを素早くしめることができる。
参考: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

ナットをグルグル一方向へ回す必要がありません。逆にまわすとカチカチって音がして空回りするやつです。きっとみなさんも使ったことがあると思います。
ハイエースの納車を待っている数カ月の間に、下の写真の商品を購入しました。何もわからなかったので、Amazonで売れている商品を選びました。商品はこれです。

Paraizo ラチェットレンチ
ソケットレンチ 工具セット 46pcs 差込角6.3mm 1/4 インチ (ブラック)

 

さすが、売れている商品です。中身はかなり充実しています。工具を購入するのも久しぶりだったので、ハイ―エスのDIYのYouTube動画を見ながら、工具の到着を楽しみにしていました。

到着した商品を見て驚きました・・・

一言でいうと・・「ちいさい・・」
どう見ても「ちいさい・・」想像していたサイズの半分くらい・・

下がラチェットレンチの本体。白いカードは名刺です。(サイズ確認のために置きました。)
おまけにレンチのサイズは14mmが最大でした。完全な確認不足です。

 

うちには、ホームセンターの1,000円以下のドライバーセットくらいしかないので、何を買っても無駄はないのですが・・思っていたのとサイズ感が全然違いました。

ポイントは、ソケットのサイズです。上の商品は、最大「14インチ」これは、ハイエースの「リアシート」を外すためのナットがこのサイズです。ナットのサイズはギリギリOKなのですが、いろいろ問題があります。

ねじが固くて全然、動かないのです。ハンドル部分が小さすぎて力が全く入らないのです。
ハイエースのシートのねじが固いことは、色々な人がYouTube等で教えてくれていますが・・こんなに固いとは思いませんでした。いろいろ考えて、レンチの持ち手の部分に、鉄製のパイプ(イレクターパイプ)を下の画像のように入れてナットを回しました。
柄の部分を長くして、力を入りやすくするためです。

それでも、かなり固く、レンチが壊れるかと思いましたので、タイヤ交換の時に使う十字レンチを倉庫の中から探しました。

 

十字レンチのサイズは、「14、17、19、 21」でシート外しに使えます。

本当は、下の商品を買っておけばよかったと思っています。
(最低価格のものです。本当は工具はしっかりしたものを買った方が良いようです・・)
くわしい人に聞いたのですが、レンチを購入する時、「差込角9.5mm」※本体とソケットを接合する部分の規格、くらいを購入した方がいいと言われました。画像を見てもかなりしっかりした感じに見えます。

ちなみに私が購入した、かわしいレンチのセットは、「差込角6.3mm」のセットでした。

 

レンチの「差込角」について

ソックス・ボックスレンチには、四角形の穴があります。この穴を本体に差し込みます。
下の画像でいうと、〇がついた部分です。〇の部分は抜け防止のようです。
差込角は、本体(持ち手)の部分に、差し込むための四角形の部分のサイズを言います。


画像はAmazonより

差し込み角は全部で8種類あるようです。
参考:ケンコーツールショップ(リンクは下にあります)

小さいサイズから
  1. 4分の1インチ(6.3ミリ)
  2. 8分の3インチ(9.5ミリ)
  3. 2分の1インチ(12.7ミリ)
  4. 4分の3インチ(19ミリ)
  5. 1インチ(25.4ミリ)
  6. 1と2分の1インチ(38.1ミリ)
  7. 2と2分の1インチ(63.5ミリ)
  8. 3と2分の1インチ(88.9ミリ)

くわしい説明:コーケンツールショップへのリンク

差込角が大きいと、レンチ(持つ部分)も大きくなります。
差込角の大きさで、ソケットレンチの大きさが決まってくるようです。

ケンコーツールショップのホームページには例として、ナットのサイズの表記もありました。
差込角6.3mmの規格なら、ナットのサイズは3~14mmのようです。バイクや車を整備するためには、差込角6.3mmと9.5mmのものを持っておくと良いと書いてありました。

差込角 4分の1インチ(6.3ミリ) →3ミリから14ミリ に対応
差込角 8分の3インチ(9.5ミリ)  → 5ミリから27ミリ に対応
差込角 2分の1インチ(12.7ミリ)  → 6ミリから46ミリ に対応
ちなみに、差込角の最初の画像に使った、アマゾンの商品は、差込角を変換できるアダブターのようです。色々なものが売られていますね。ただ、持ち手の部分の耐久性も気になるので、変換アダブターがあっても、あまりバランスの悪い組み合わせは不安だと思います。

ハイエースのセカンドシートの外し方

セカンドシートは基本、2つのナットと2つのプラスねじで固定さえているので、道具さえあれば簡単な作業だと思います。ただし・・セカンドシートを車外に出すのはとても重いです。1人じゃ無理だと思います。

手順① まず、セカンドシートを前に倒す。
手順② シートの後ろ側にあるネジをプラス・ドライバーで外す。
 

手順③シートをもとの位置に戻して、14mmのナットをはずす。(固い!)
手順④シートを2人で車外に運び出す。
※注意:下の画像の2枚目写真の矢印のカバーは、作業中に壊れやすいです。レンチの回転時にひっかかり、ふたのカバー部分が本体からちぎれてしまします。(私は左右とも、壊しました・・)
壊れても、ふたとしての機能に問題はないので、気にしませんが、できれば壊さない方がいいですよね。

   

壊さないように注意してください。(右のようにフタが開きます)
カバーが手前に開くので、ナットを回しているときに破損しやすいです。

 

セカンドシートを車外に出した状態。なかなかいい感じのシートカバーでしょう。お気に入りです。
15,000円には見えない、きれいなシートカバーです。フィッティングもいいし、サラサラした感じも気持ちよいです。(もちろんヘッドレストもあります。)

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補足 重要情報とまとめ

今回の作業は、フロアパネルをセカンドシート足元に設置するためです。
フロアパネルは、以前、楽天で購入していたのですが、荷室の3枚だけを使用してセカンドシート部分のパネルは設置していませんでした。

今回、車中泊のための車内レイアウトを変更して、セカンドシートを前に倒した状態で、車内が使えるように考えています。
本当はセカンドシートを取り外したいのですが、時々、後ろに人を乗せるため、セカンドシートはそのままの状態にしておきたいのです。

フロアーパネルのことは、下の記事をご覧いただければと思いますが、この商品はかなり良いです。うちはホームセンターで購入した木目調のフロアシートを貼り付けています。(カーペット用両面テープ)

くわしくは、別記事になりますが、下のフロアーパネルを購入して、ハイエースに設置するためには、17mmのナットに対応したレンチが必要です。このフロアーパネルはしっかりした商品です。
記事の最初に紹介した、ラチェットレンチは、14mmまでのサイズなので、合うサイズがありません。タイヤ交換用の十字レンチ(サイズ 14、17、19、 21)を使用しました。

ハイエースの元々の床に、パネルを乗せると、板の分だけ厚みが増すことになりますが、これに合わせた金具やナットや固定用の台座等も同梱されています。とてもよい商品と思います。

私たちでもできましたから、道具さえあれば、初めての方でも何とかなると思います。
今回は失敗談を含めて、ハイエースのシートの外し方等を紹介いたしました。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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