ハイエース 小窓デビュー&カセットコンロを初利用!
別記事で詳しく、書かせていただきましたが、ハイエースのパワースライドのガラスを交換して、小窓付ガラスにしました。車選びの頃からの悩みが1つスッキリしたところです。
小窓がついたおかげで、色々なことができるようになった?気がしてうれしいばかりです。
今回は、車中泊で使う、カセットコンロ・カセットストーブのお話です。
先日、時々いかせてもらう海のそばで、昼食をとった時に、初めて車内でカセットコンロを車内で使ってみました。(もちろん、一酸化炭素中毒にならないように小窓を開けました。)
カセットコンロは、一般家庭用の商品で、約30センチの高さの自作ベッドキットの上に載せて使っています。この状態だと天井までの高さは80センチになります。
ハイエースでカセットコンロを使って気がついたこと
はじめて、ハイエースの車内でカセットコンロを使って、かなり良い印象を持ちました。
気が付いたことは次のような点です。
- 電気を使わない安心感!
車内のバッテリー&ポータブルバッテリーの電気が減らない。電気を使わない安心感があります。車内で使っている、熱源は簡単な電気ポット&鍋でも300W以上は必要になります。
うちは冷蔵庫や電子レンジも使うので電気の使用量を結構気にしてしまいます。
カセットコンロなら、安心して調理に熱源が使えますね! - 配置を気にしなくて良い!
熱源をどこでも置ける。配線などを気にしないで良い。
電気使用の場合はコンセントの位置と熱源としての温度上昇を考えて車内に配置します。 - 天井周辺が思った以上に熱く・暖かくなる。
カセットコンロの熱は、車の天井・空間をかなり暖めます。
思ったより天井が熱く・暖かくなるので注意が必要です。高さが確保できない状況なら、全開にせずに「中」レベルで使うのも良いです。冬は車内の全体の暖房になります。うちのハイエースは、小窓付きガラスはが右後ろのみなので、ここをほぼ全開にして使っています。
冬の車中泊で使う、カセットコロンは、なかなか良いです。YouTubeやブログなどで多くの方が使っておられますが、やはり換気(一酸化炭素中毒)が気になって、これまで利用を控えていましたが、小窓がついて換気がしやすくなり、初トライとなりました。
カセットコンロは何といっても小型で燃料の調達(購入)も容易です。
また、車外に持ち出して使えますからキャンプ道具としても使えます。わたしは自宅で使っている屋内用のカセットコンロを車の中に持ち出しましたが、キャンプする人がよく使っている、人気のカセットコンロを、ホームセンターで見つけました。
カセットコンロならこれ! イワタニ「タフマル」と「タフマルJr.」
イタタニの「タフマル」と「タフマルJr」です。ゴツゴツしてて、カッコいいです。
このコンロは、キャンプ等の屋外使用を想定した、風に強くダッチオーブン等の使用もできる、すぐれモノです。Jrは、サイズがコンパクトで燃焼力が少し抑えられたモデルです。
人気の商品のようで、一時は品薄だったようですが、現在は色々な所で入手可能なようです。
販売価格は、タフマルJr 6,500円~(2022年2月11日現在)といった感じです。近所のホームセンター ナフコでは8000円で販売されていました。コンパクトなボディーは車中泊の旅にピッタリですね。
かなりしっかりした丈夫な商品です。ダッチオーブン(分厚い鉄製の重いフタ付鍋)を載せても安定していました。
上の写真の、タフマルは、緑ですが黒もありました。どちらも良い色です。ケースも含めてかっこいいです。
車内で使用するのは、通常の家庭用のカセットコンロで十分ですが、屋外・キャンプでの使用もできる本商品の魅力は大きいです。昔から聞くメーカーのイワタニ産業だというのも安心感ですね。
カセットコンロがあれば ガス用アタッチメントで車内暖房もOK?
ガス用アタッチメントをカセットコンロ・キャンプ用のガス等で使っている人はYouTubeさんでもおられます。下のような商品で、ガスで熱して輻射熱で部屋を暖めます。非常に合理的な商品です。
ただし、カセットコンロで使用する場合、少しばかり注意が必要と思われます。
- カセットガス本体が輻射熱の対策。かなり熱くなる。
- 車内での機器の転倒(背の高い形状のため)
- 車内利用の場合、天井など周辺の熱対策
- すぐに収納できない。(熱した状態から温度を下げないと収納できない)
安価な暖房機器で、アイデア商品でですが、車内での利用にはあまり向かない気がします。
気温にもよりますが、普通にカセットコンロの火に手を近づけるだけでもかなり暖かいですし、車内の温度も上昇します。
ただし、価格も安いので、屋外での利用や、緊急利用時は十分考えられますね。1000円位でストーブができればお得感ありますね。
カセットガス ストーブは実質的に選択肢は限られる??
カセットガスストーブを車内で使っておられる人も結構おられます。Amazonや楽天を見ると様々な商品がありますが、日本メーカーのイワタニの「マイ暖」(サイズが魅力!)か「風暖」(電気なしで温風を出すことができる!)が良いように思います。
不完全燃焼や転倒時などの安全装置も日本メーカーが安心です。
ユニフレームのワーム2という商品もYouTubeのレビュー動画で見せていただきましたが、販売中止になっていて、プレミアがついているのか?1万円少しの商品が4万円以上でメルカリ等で販売さえていました。
「マイ暖」が1万円、「風暖」3万円程度と考えると、私は安価に買える「マイ暖」(白い方)がベストだと思います。
ユニフレームワームⅡ(販売終了)
その他、価格コムのガスの暖房の販売ランキング(普通のストーブ型の物もあります)
セットコロンの使う際に忘れてはならない 一酸化炭素中毒の話
私は実験ために、ハイエース(ナロー&標準ルーフ)の車内の窓等をしめ切った状態で、記事の冒頭のカセットコンロを中火にくらいにして、約20分弱 使ってみました。
結論:Amazonで購入した安い一酸化炭素警報器(あと説明)では警報は鳴りませんでした。
(まったく反応なし)
警報器は窓の高さくらいにおいていましたが、位置に問題があったのかもしれませんし、ハイエースの広い車内であればそれほど、一酸化炭素の濃度が高まらないのかもしれません。
(一酸化炭素中毒は、本当に危険です。自己責任で気を付けて機器を使用しましょう。)
どうせ、実験するなら、車内の温度なども計測したいと思い、途中で実験をやめてしまいましたので、参考になりそうなYouTubeの動画(カセットコロンではなく、ストーブでの実験)を紹介させていただきます。
セイゲンさんの動画hはわかりやすいですね。
私の購入した一酸化炭素チェッカーのご紹介
車内でカセットガス(コンロやストーブ等)を使っている方の多くが1~2台の一酸化炭素チェッカーをっ使っておられるようです。
この手の安全を担保する機器については、申し訳ないですが中国製より、日本製の信頼のあるメーカーにしたいのです。ですが・・適当な価格のものが見つかりません。
少し前までは「DOD」の商品があったようですが、販売が中止されています。どれを選べば安心なのか、少し調べて決めたいと思っています。
わたしは、Amazonや楽天の評価、ブログ等を見ながら、試しにAmazonで激安のチェッカーを購入しましたが、車内に置いてあると、かなり安心感はあります。
(単三電池3本で動作して、かなり大きな音で警報音を出します。)
調べて、しっかりした商品を購入するまでは、ハイエースの小窓を全開にして、このチェッカーを頼りにさせてもらいます。
1台購入して思うのですが・・(私の選ぶポイント)
常時、一酸化炭素濃度を「モニター表示」しているモデルが安心感があります。
また、バッテリー式やボタン電池のものより、常時使用をして、コストパフォーマンスの良い、単三電池(充電式)に対応したものを選びたいと思っています。
(参考)一酸化炭素中毒(CO中毒)とは
一酸化炭素は、赤血球中のヘモグロビンと結合しやすく、このため一酸化炭素を吸入すると血液の酸素運搬能力が下がることにより一酸化炭素中毒が起きます。
一酸化炭素中毒は、軽度の頭痛、吐き気等からはじまり、その後、昏倒、致命傷に至るため、無意識のうちに被災するという特徴があります。厚生労働省ホームページより(厚生労働省HPへのリンク)
石油ストーブ、ガスストーブ、ファンヒーターなどの暖房器具は、車内の酸素を使って燃焼し、排気ガスを出す仕組みになっているため、室内空気が汚染されるだけでなく、室内の酸素濃度が低下してくると不完全燃焼が進み、一酸化炭素が急激に増加し、中毒を引き起こします。(参考 東京都多摩立川保健所HP)
大切なポイント
- 厚生労働省のガイドラインや学会基準(許容濃度)では、空気中の一酸化炭素濃度を「50ppm」以下に保つことを求めています。
- 空気中の一酸化炭素濃度の濃度と症状
「200ppm」では2~3時間で軽い頭痛
「800ppm」では2時間で失神
「1,600ppm」では2時間で死亡
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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