走行充電器・ソーラーパネル 切替用スイッチ uxcell ディスコネクトスイッチ

ハイエース&パーツ等
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走行充電器(SBC004)以外の充電方法をプラスしたい

ハイエースを購入して最初にやったDIYがサブバッテリーの搭載でした。内張をはがさないと配線ができないと思い、フロアパネル等の上ものを設置する前にサブバッテリー等の一連の配線作業をやりました。

以降、サブバッテリーからいつでも100V電源が取れるようになり、車中泊の楽しみが始まりました。ポータブルバッテリーも載せていますが、サブバッテリーは、何もしなくてもバッテリーが充電されて100Vの電源が使えるのはやっぱり楽ですよ。
ここでガマンできれば良いのですが、次のステップへ進みたいと思うようになりました。

本来なら、リチウムイオンバッテリーの搭載に踏み切りたいのですが、まだ、現在のシステムは半年程度の使用なので、もう少し先の楽しみにしたいと思っています。
私の次のステップとは、走行充電器以外からの充電方法を用意したいのです・・

走行充電器以外の充電方法が欲しい理由

  • 冬の片道10キロ程度の通勤路では、一度使ったバッテリー残量がなかなか戻らない。
    (冬季は運転中に300Wのセラミックヒーターを使っていました。)
  • 夏にキャンプ場等に宿泊することに備えてソーラーパネルの設置を考えたい。(準備したい)
    走行しなくても、バッテリーに充電する方法が欲しい

走行充電器とソーラーパネルの併用について調べました

走行充電器とソーラーパネルの併用 方法

走行充電器とソーラーパネルを併用してる方は多いようです。
本格的なキャンピングカーに乗っている方の多くは、自動切換えで「走行充電」と「ソーラーパネル」からの電源を(自動)切替にして、サブバッテリーに充電しておられます。

私もこれを参考に、リレースイッチ等を使う配線も考えましたが・・
何しろ素人のわたしはにリレースイッチは敷居が高いです。また、将来的にはリチウムイオンバッテリーを載せてレノジーの走行充電器をつけたいと思っています。

この充電器(Renogy DCC 走行充電器)のすごいのは走行充電器なのに、ソーラーパネルのチャージコントローラーの機能も持っています。おまけに、オプションのユニットを購入すれば、Bluetoothで充電の情報をスマホ等に飛ばすこともできます。これはかなりの優れものです。

ひとまず、複雑なリレースイッチを使っての新たな配線などは、わからない&将来的に不必要&新たな配線(ACC電源を新たに引っ張る等・・)は面倒ということで、早々にあきめました。

走行充電器のメーカー ニューエラ―(大阪)さんに聞いてみた

ネットでいろいろ調べても、走行充電器とソーラーパネルを常時接続で「併用しても問題ない」と解説する人と、「併用はやめた方が良い」と言われる人、両方の意見があるようです。どちらも説得力があります。

併用はやめた方が良いと言われる理由は、ソーラーパネルを接続していると電気が逆流してソーラーパネルや走行充電器に良くないというのです。わかる気がします。

また、2つからの電源供給を同時に行うことが危険だというのは、私でもわかります。
走行充電とソーラーからそれぞれの電流を同時に流す訳と、かなりの電流になります。電気の逆流も心配ですが、配線そのものも耐えられないと思います。

私が目指したいのは・・こんな充電システム

  • 走行時は走行充電器で充電し、キャンプ場やRVパークで停車している時だけ、折り畳みのソーラーパネルを車外に設置して充電をしたい。
  • ルーフキャリアを載せて、ソーラーパネルを設置すると良いのですが、車検や洗車時の対応、立体駐車場への利用を考えるとノーマルの車高のままでいたい。
  • バッテリーの電力量が不足する際は、別記事で書いたバッテリー充電器(AC100V家庭用コンセントからの充電)を使ってサブバッテリーを満タンにしておきたい。
ディープサイクルバッテリーが充電できる セルスターDRC 300
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つまり、①走行充電器 ②ソーラーパネル ③バッテリー充電器からの電源供給を切り替える仕組みが必要ということです。

同じ走行充電器(SBC004)を使って、ソーラーパネルを併用している人を見つけることができませんでしたので、走行充電器のメーカーさん、大阪市にあるニューエラ―さんに聞いてみました。
とてもくわしく親切に教えてくださいました。

メーカーの担当者のお話

  • たくさんの走行充電器「SBC004」を販売しているが・・
    ソーラーパネルとの併用で故障したと思われるケースは、ほとんどない。ただし、メーカーとしてはおすすめはできない。
  • 気さくな担当者さんの個人的意見・・
    120W出力のソーラーパネルであれば多分、問題にならない。しかし、ソーラーパネルやチャージコントローラーの設定等によると思われる。

とても感じよいサポートをいただきまいした。「また、このメーカーさんの商品を使いたいなぁ」と思わせる対応をいただきました。大好きな大阪の企業さんだし、これからも良い商品づくり頑張ってほしいですね。

色々とご担当者へ質問しまいたが・・考えてみると、メーカーさんだから、絶対に大丈夫という場合しか、「大丈夫」とは言えないですよね・・

結 論
サブバッテリーに電源供給する時は、他の充電経路を物理的に切断した方が安全。
つまり、ソーラーで充電しているときは、走行充電やバッテリー充電器の配線を遮断するということです。
文書は難しいですが、簡単です・・私でもできそうな方法を考えました。
手動スイッチで、電気の経路を切替えればよいのです。

「手動スイッチ」選びと貴重な情報

さて?どのスイッチを選べばよいのか?走行充電器の仕様を見てみると、電流の上限が記載されています。
通常モード:30A (通常時は平均30Aに制限)、昇圧モード:10Aとありますから、これに耐えるスイッチを探します。ソーラーパネルもコントローラーの仕様から考えて、上限は、30Aまでだと思います。

スイッチを探していると、すばらしいブログ記事を見つけました!「ぴーよしさんのブログ」です。さがしていたスイッチはまさこういうスイッチです。
配線の流れ等は少し違いますが、ほぼ同じような用途です。私の工作より100倍キレイな作業をしておられます。参考にさせていただき、ありがとうございました。

ソーラー充電切替スイッチ
デイビーには、エンジンのオルタネーター(発電機)から電気を分けて、サブバッテリーに充電するシステムが載っていることは、遠い昔にご紹介しました。 さらにソーラーパネルをルーフキャリアに取り付けるフレームも、少し前にご紹介しました。 しかしまだ

 

Amazonで購入したスイッチはこれです。2,000円位でした。

uxcell ディスコネクトスイッチ 2極 グリーンスイッチ
回路制御ナイフ切断

スイッチの情報

  • 思った以上に小さいな?という印象です。サイズはちゃんと見たのですが・・
  • 思ったよりしっかりした造りです。しかし、カバーを止めるネジが最初から怪しい状態です。しめ込んでも効かない状態でした。残念・・
  • 上の写真に赤と黒のケーブルが入っていますが、これが8sqのケーブルです。
    赤のケーブルは差し込む位置が浅いので、キチンとスイッチの溝に入ります。
    黒のケーブルが入るスペースは、差し込む位置が奥になるので、スイッチ内の配線スペースはギリギリの太さです。少し無理して押し込みました。
    これ以上の太さになると配線は通らないができないと思います。

    このスイッチを購入する方は、要注意です!
    このスイッチの許容電流から考えて8sq程度がちょうど良い太さとも言えますね・・

加えて、配線用に8sqのケーブルも購入しました。下が、スイッチのケーブルのアマゾンのリンクです。

 

全体の配線図のイメージ

現在の状況
現状は、単純でわかりやすい配線です。
ハイエースを購入した半年前に色々考えて自作した工作です。わかりやすい簡単配線です。

これから目指すシステム
これまでの配線の中に購入したスイッチを入れて、切り替えができるという配線です。こちらも単純ですね。

2極スイッチじゃ足りない?

記事の最初に書いたように私は3つの経路からサブバッテリーへ充電したいと思っています。

①走行充電器 ②ソーラーパネル ③バッテリー充電器(AC100Vより) です。

電気の流れる経路が2つしかない2極スイッチで、①~③の3つの電源を選択するのは、失敗したかな?とも思ったのですが、いい方法がありました。
この2極スイッチは、スイッチを倒した状態にすると、いずれかの電気経路を選ぶことができますが、スイッチを真ん中にした状態にすれば、どちらからの経路も切断された状態(下の写真)になります。

つながっていない状態というのが、この写真の状態です。真ん中に入ってくる配線はどこにも接していません。(停車中なら問題なしです。)

写真でいうと下に接点させると走行充電器、上に接点させるとソーラーパネル。
スイッチをどちらにもつかない状態にしておけば、両方からの電気の経路を切断した状態になります。

スイッチをこの状態にして直接、サブバッテリーへバッテリー充電器をつなげば良いのです。

別記事で書いた下のような充電器であれば、丸型の接続ケーブル(下の写真で言えば、一番右のケーブル)がついている充電器であれば、バッテリーへ常に接続した状態にしておけます。充電器を使いたい時だけ接続します。

バッテリー充電器から充電したい時の手順
①ナイフスイッチをセンターにして、まわりからの受電を切る。
②バッテリーから出ている丸型端子のケーブルの先を充電器につなぐ。
(もしくは、ワニ口クリップをバッテリーへ接続する)
③充電器のコンセントを家庭用コンセントへ入れる。

 

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完全に素人の発想ですが、それほど、頻度の多くない充電方法ですし、停車中だけの充電方法なので、大丈夫そうです。これで何とか自分がやりたいことができそうです。

まとめ

走行充電器とソーラーパネル、バッテリー充電器によるサブバッテリー充電がこれでできるようになりました。まだ、ひとまずのスイッチの配線をしただけですが、無事、スイッチは機能しています。

いざという時に使えるスイッチ
このスイッチの使い方について、目的以外にもメリットがありそうです。安全・確認のための電気の「切断」ができるのです。
私の使っている走行充電器には、バッテリーの状態を知らせてくれるLEDランプを接続するオプション端子があります。LEDランプを運転席下で確認できるようにしているので、これを見て運転中でも充電状況やバッテリーの異常が分かるようになっています。(くわしくは下の記事)

 

ハイエース サブバッテリー 昇圧機能搭載 SBC 004 運転席でLEDで状態確認 DIY
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このLEDランプは、走行充電器からの電源が入らないと、すべてのランプが消灯する仕様になっています。スイッチの操作ミスで走行中に充電できていなかったというのは防げそうです。

また、何らかの異常ランプがついた場合、今回、設置したナイフスイッチを切ってやれば、電源の供給は止まります。メインバッテリーとの経路も切れますから、異常時にメインバッテリーへ影響することはありません。
安全・点検のための切断スイッチとして使えますね。

今はハイエースの左リアに仮止めしています。青いのがリョクエンのインバーターです。

走行充電器からの
充電時
ソーラーパネルからの
充電時(予定)
AC100Vバッテリー充電器から充電する時
(切断した状態になる)

ソーラーパネルと走行充電について、(原始的ではありますが)切り替えスイッチをつけて実現できる配線が整いました。
ソーラーパネルはまだ購入していませんが、100W~120Wの折りたたみ式の商品を購入して、キャンプ場やRVパークの停車中に使いたいと思っています。ソーラーパネルやコントローラーを配線したら、また記事にさせていただきます。

ハイエースいじりは、ほんと楽しいです。不器用ながら、いつも、ごちょごちょして楽しんでいます。ハイエース最高ですね。

 

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