ポータブルバッテリーとサブバッテリーの使用上の長所と短所
うちのハイエースでは、次のものを使っています。
サブバッテリー関係
- 走行充電器(ニューエラーSBC004)
- サブバッテリー(ACデルコ M31MF)
- リョクエンのインバーター
(定格2000W 最大4000W)※条件(ケーブルの太さやバッテリーより容量等)が整えばの話です・・
ポータブル電源
- EcoFlow RIVER Proを使っています。
ハイエースに半年くらい乗ってきて、バッテリー事情で気が付いたことがあります。特に冬だからこそ気が付いた使用上の注意もありますので、記事を書かせていただきました。
ポータブルバッテリー使用上の長所
- 長所①:充電が早い。
EcoFlow RIVER Proは、コンセントにつなぐと、1時間30分くらいで満充電できる。この機種の特徴であって、耐久性にも影響するらしいが・・とにかく早いのは魅力です。
車内で充電して、7.5時間とあるが、体感的には、いつの間にか充電されている感じです。
この機種は特に充電が早いのが魅力です。
※さらに、1時間で80%まで充電できるとのことで、魅力は大きいです。
同じくらいの容量の「Jackery ポータブル電源 708」で、充電時間4~5時間との表記あり。
エコフローがいかに充電が早いかわかります。 - 長所②:残量が比較的正確にわかる。
このままの電力使用を続けると「〇時間は持つ」という表記は目安として、わかりやすい感じです。 - 短所:車内充電するために、シガーソケットに接続する作業が手間。おまけに、シガーソケットの接点不良等の場合、気が付くと充電ができていないことがあった。
サブバッテリーを購入するまでは、容量ばかりを気にしていましたが、充電速度が早いというのは色々な意味でメリットが大きいです。最大の魅力と言えるでしょうね。
サブバッテリー&インバーター 使用上の長所
- 長所①:勝手に充電できている。
常に走行中は、充電体制にあるので、勝手に電気がたまる感じです。コンセントにつないだり、シガーソケットに接続する必要がない。 - 長所②:バッテリーが弱れば交換できる安心感
「バッテリーが弱れば、1万2~3千円で交換すればよい」という安心感があり、常時接続するような機器をガンガン安心して使える。 - 短所:車の電気使用量にもよるが、充電に時間がかかる。充電が遅い・・
使っているリョクエンのインバーターです。表示部の12.7Vの横に「赤黄緑」のランプがあると思います。これでバッテリーの残量がわかります。この表示が3分の1くらい残っていても、300Wのセラミックヒーターは停止してしまいました。
ある程度の電気が残っていないと、300Wの負荷は難しいようです。
・リモコンはあったほうがよい
また、インバーターの本体スイッチを入れっぱなしにしておくと、待機時電流がそれなりに必要なようで、確実に電気が減っています。そのため、2枚目の写真にある、リモコンを使って、こまめに電源をOFFにするようにしています。
(本体スイッチをOFFにしておくと、リモコンで主電源のON・OFFができます)
このリモコンは、変な電池を使います。「23A 12V」という、初めて見る電池でした。Amazonで購入してリモコンに入れています。
余談ですが、このインバーターは、安いわりに賢いヤツで、低バッテリーアラームやシャットダウンの機能も付いています。「ピッー」と車内にいればすぐわかる、車外なら聞こえない程度のアラームが鳴ります。
低バッテリアラーム(無負荷):DC 10.2〜10.8V
低バッテリシャットダウン(無負荷):DC 9.7〜10.3V
ポータブルバッテリーが充電しない!トラブル発生?
寒い日の朝、EcoFlow RIVER Proを充電しようと思い、シガーソケットに接続すると、いつもは見ない表示が出ていました。下の動画のような感じです。
いつもなら、画面の右側に「0000」と2段表示されている上の段に充電電圧、シガーソケットなら「100」とか、コンセントなら「400」等と表記されます。
INPUTの接続はしているのですが、「0000」のままで動きません。
はじめての状況だったのですが、説明書を読んでみると、バッテリーの低音保護回路がはたらいたようです。よく見ると表示ランプの部分に寒さを警告するようなアイコンが表示されています。
ただ、最初のこの表示が出た時に、故障を疑ってしまったのには理由があります。
15分くらい走行し、車内が温もった後も、すぐに警告ランプが消えないのです。20分くらいでようやく充電できる表示になりました。
車内で冷え切ったポータブルバッテリーは少々、車内の温度が上昇したくらいでは、すぐに充電できないということです。
結論:0℃前後の寒い場所で、ポータブルバッテリー等を使う時は、冷やさないことが一番のようです!調べてみると、湯たんぽやカイロを使う方法が有効のようです。
EcoFlow RIVER Pro 仕様
重量・寸法 | 7.2kg 28.9x 18.0 x 23.5 cm |
充電温度範囲 | 0-45°C +/– 3°C |
放電温度範囲 | -20-60°C +/- 3°C |
保証期間 | お買い上げ日から24カ月 |
充電方法 | AC壁コンセント、12Vシガーソケット、ソーラーチャージャー |
フル充電時間 | 1.6 時間(AC) 7.5時間(12V シガーソケット) 4.5時間-9時間(2x110Wソーラーチャージャーを快晴状態の天候で使用した場合) |
バッテリー情報 | |
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容量 | 720Wh (28.8V) |
電池素材 | 三元素リチウムイオン |
保存性 | 1年(フル充電後) |
寿命 | 800回以上 (80%+) |
管理システム | BMS、過電圧保護、過負荷保護、 過熱保護、短絡保護、低温保護、低電圧保護、過電流保護 |
ポータブル電源と一緒に使いたい 便利グッズ
ハイエースの納車前後に、沢山のものを購入した関係か?楽天ポイントが結構たまって、期間限定のポイントがあったため、楽天でこの商品を購入しました。
シガーソケットから、USB電源を取る、よくあるソケットです。
ただ、素人配線で、サブバッテリーを設置したもので、メインのバッテリーへの影響が気になり、電圧計のついて商品を探し、最安値の商品を購入しました。1500円以下です。USBが3つさせるタイプです。
ただ、数字を正面から見る角度でソケットに差し込むと、2つのソケットは下向きになります。「HYUNDAI」という表記の下へ2つ差し込み口があります。当然、抜けやすいです・・
運よく?メインバッテリーに不具合はなく、電圧計を気にする必要はなかったのですが、以外と便利な使い道があったのです。
ハイエースには、純正でシガーソケットが運転席にしかありませんから、上で紹介した、ポータブルバッテリー(EcoFlow RIVER Pro)を充電する時には、このソケットから充電しています。
兵庫県の矢田川の道の駅&RVパークで宿泊した時にそうだったのですが、充電していたつもりが、接続ケーブルの差し込みが甘く(自分のミス)、充電できていないことがありました。
長時間走行して、ソコソコ充電できているかと思っていたのに、充電がまったくできていないのはショックです。あれ以来、充電の時はポータブルバッテリーを何度も確認していますが、これも手間です。ある時、気が付いたのですが・・
このシガーソケットの電圧計の表示を見れば、ポータブルバッテリーが充電されているかどうか、すぐわかるのです。
上の写真でわかると思うのですが、次のように電圧が示されます。
・何も接続していない時:13.5V
・スマホ充電時 :13.3~13.4V
・ポータブル電源充電時:12.5V
この電圧が正確かどうかは、わかりませんが、電圧の数字の違いで、きちんとポータブルバッテリーが充電されれているか?充電が終わっているか?を運転席から知ることができます。
安い商品ですが、なかなか便利に使えています。充電ミスが起こらないので、本当に安心です。
ポータブル電源と一緒に購入をおすすする商品です。