ハイエース(バン) 車中泊用 レイアウト変更と寒さ対策 自作 外部電源 引き込み

ハイエース&パーツ等
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ハイエース 車中泊のレイアウト変更

購入直後は、「大きい車だなぁ」どういう風に使うかな?と思っていたハイエース(バン)ですが、必要な物を配置していくと、スペースがもっと欲しくなります。贅沢な話ですね・・
うちのハイエースには、車中泊やキャンプ関係の荷物が常時、荷室にある状態です。できるだけ、すっきり「日常で使えるハイエース」を目指しているのですが、結構、日常では必要のないも載っています。

うちのハイエースで必須の車中泊&くるま旅の装備

  • 冷蔵庫(クーラーボックスタイプ)
  • 電子レンジ
  • ミニ流し台(ミニギャレーのようなもの?)

木製自作ベッドしたに収納しているもの

  • サブバッテリー
    もともと車載されているバッテリーとは別のバッテリー。停車中の電機機器の使用などに使います。
  • アイソレーター
    メインバッテリーから余った電気をサブバッテリーにまわす機械です。これがないとサブバッテリーに充電できません。
  • AC・DCインバーター
    サブバッテリーに貯められた電気を直流(DC12V)から交流(AC100V)に変換するもの。
  • その他
    キャンプ用イス、タープ、ポール、卓上扇風機、カセットコンロ等、結構な荷物がハイエースのベッド下に収納されています。

私が実際に使っている物で、コスパの高いものばかりです。

  

 

ベッドは、木製です。12mmのコンパネと角材3.5mm角で制作しました。
ねじくぎ?の部分は、近くのホームセンターで購入した「軸細コーススレッド3.7×70mm」を使っています。
木製ベッドの魅力は、レイアウトやサイズを色々と変更できるとところです。

 

きちんと寸法を合わせて作ったつもりでも、車内ではめ込むとサイズが合わなかったりすることが多い素人なので、自由にサイズを変更できる木製が便利が素人には向いているようです。

車中泊レイアウト Ver1   電子レンジ・冷蔵庫 重視型

仕様・セッティング等

  • 自作ベッドの高さは32センチです。
  • セカンドシートは前位置にしています。
    (ハイエースのセカンドシートは2段階で位置を選ぶことができます。「前か後の2段階しかありません」)
  • 向かって左側に、電子レンジと冷蔵庫が並んでいます。冷蔵が小さく見えると思いますが、安定させるために、10㎝位ベッドのフロア下に埋まっています。
  • 電子レンジは天板の上に乗っているだけです。
  • サブバッテリー等は、電信レンジの下あたりにACデルコ M31MFが乗っています。赤い線が見えています。
  • この時点では小型の200W程度のインバーターしか持っていなかったので、バッテリー等と同じ場所に収納してあります。

長所と短所

(長 所)

  • セカンドシートで食事をする時など、広くて使い勝手が良い。うちはお昼ご飯など、セカンドシートで食べています。

(短 所)

  • 荷室の幅が狭い。2名で就寝の場合は幅がほしいです。
  • 電子レンジは使いやすいが、リハゲートをいちいち空ける必要がある。
  • Ver2の画像にある、ニトリマットを無理やり入れることもできるが、電子レンジの扉は空かなくなりますし、マット、2つの機器を押してしまします。
  • 走行中に助手席から冷蔵庫が使えない。手が届かない。

1名利用ならこのスタイルで、いいと思います。メンテナンスもしやすいです。

ハイエース 車中泊

冷蔵庫の代わりに自作ギャレーを配置した様子。こうなると電子レンジの行き場がなくなります。
サイズ的に悪くはないですが、ギャレーの使用頻度(ほとんど使わない)から言うとこの場所は、もったいない気がします。

ギャレーについては、別の動画をご覧ください。
 

ハイエース車中泊仕様にピッタリ! 自作ギャレー・シンクの紹介
ハイエースで車中泊をしていて、1番、面倒だと感じる時・・ 朝の洗顔と寝ぐせ直し、歯磨きのために、サービスエリアのトイレなどへ行く時です。キャンプ場とかなら、良いのですが、サービスエリアのトイレは意外と朝早くから多くの観光客が利用されていま...

 

冷蔵庫の落とし込み部分と、サブバッテリーの状態も合わせてご確認ください。青い機械がリョクエンのインバーターです。
ACデルコバッテリー 配置 ガス抜きホース  ハイエース リョクエンインバーター 2000W

車中泊レイアウト Ver2   電子レンジ床下収納型

ニトリのマットを購入したために、このマットを有効活用するために、まずは、電子レンジの行き場を考えました。下の画像は、左のスライドドアを開けた部分の画像です。シートベルトの位置でご確認ください。
写真の左の端に映っているはセカンドシートです。

この状態にするために、セカンドシートは「前」にしています。10㎝程度はセカンドシートの足元は狭くなります。

灰色の分厚いのがニトリのマットです。電子レンジ周辺に「タテの柱」を立てることが難しかったため、天板の強そうな角部分に直接、15センチくらいの垂木を貼り付け(ガムテープ)、天板を乗せています。強度的には問題はなさそうです。
ハイエース 電子レンジ ハイエース 電子レンジ

電子レンジ YRL F180 山善 ヤマゼン

次に冷蔵庫はどこに置くか?と考えた時にいい場所がありました。
狭くなったセカンドシートの足元です。仕切り棒にぶら下がっているのは、自作テーブルです。これも別記事があります。

セカンドシートの足元 画像 スライドドアを開けて左右から撮影
ハイエース 冷蔵庫 ハイエース 冷蔵庫

冷蔵の前にポータブルバッテリー、エコフロー リバーPROが置いてあります。(取っ手がシルバーの機械)
このレイアウトだと、セカンドシートで食事をとる時、冷蔵を車の真ん中あたりによせる必要があります。ただし、助手席から冷蔵庫の物の収納ができるのは、とても便利です。
ただし、電子レンジのスペースを確保するため、セカンドシートを前に寄せたため、足元はかなり窮屈になりました。

 

ハイエース セカンドシート テーブル(自作)とイレクターパイプ活用
この記事を読んでいただくと、イレクターやスペーシア(互換性のある類似品)でのDIYやテーブル制作lができるようになります。 実例やジョイントの型番なども掲載しています。参考にご覧ください。 イレクターパイプの長所と短所 イレクター...

 

全体を見ると次のような状態です。
実際に使うときは、マットと車体の空きスペース(写真で言うと右)に、インバーター(定格2000W)や電気ポット、小物を置いています。
インバーターが近くにあると、ポットや他の機器の電源コンセントの抜き差しが簡単ですし、サブバッテリーの状態確認もしやすいのでメリット大です!
ハイエース 車中泊 電子レンジあり

ニトリのマットとセカンドシートの段差(偶然ですがフラット状態です)
 

https://www.nitori-net.jp/ec/product/7544541s/

 

このスタイルで不便を感じる点

リア周辺はとても広くなりました。ただし、新たな問題が・・・

  • 自作ギャレーも冷蔵庫と同じように、セカンドシートの足元に収納できます。(上の画像ではポータブル電源がある位置)
    最初は、とてもよい方法と思ったのですが・・自分のいる座面より低い位置での、水回りは非常に使いづらいです。まわりに水が飛び散って嫌な感じです・・
  • 広いように見えますが、やはり車内の空間は限られています。(ノーマルルーフのナローボディーですから。。)足を垂らさない状態で、立つこともできず、畳の部屋にずっと座った状態で、食事をしたり、くつろぐのはつらいです。
結 論
近いうちに、足を垂らして座れるようなレイアウトにトライするつもりです。セカンドシートを前に畳んでやろうかと考えています。・本当はセカンドシートを取りたいのですが、4人乗車の可能性があるもので・・
・木でベッドを作っていますので、レイアウトの自由度が高いのは本当に助かります。

寒い時期の車中泊について

うちは、サブバッテリー+ポータブル電源で、ポット、電子レンジ、電気ストーブ(400Wくらいまで)等を使います。(同時使用はできません)

気温5度くらいまでの日なら、今のところこれで十分だと思います。
うちのハイエースは、断熱とかの処理をしていないので、これ以上、寒くなると、どれくらい耐えられるかわかりませんが、停車中に400Wの電気ストーブが使えれば、結構、温まります。

寝るときは寝袋や布団+毛布等で寒さは感じないと思いますが、それ以外の時間の寒さ対策が必要とだと感じました。就寝時は、「できるだけ車内を温めて、ストーブを切ってさっと寝る!」で大丈夫だと思います。※電気毛布やセラミックヒーターとかなら一晩中使えると思います。

ACデルコのバッテリーの容量【m31mf(20時間率容量115ah)】の限界で、400Wのストーブ連続使用の場合、2時間くらいしか持たないと思いますが、車内に熱源あるのはかなりのメリットです。ほんと、あたたかいです。

※うちの場合、ECOFLOW(720ah)は、ドライヤーや電子レンジなど、大容量のものに使っています。サブバッテリーとポータブル電源を、次のように使い分けています。

  • 1,000Wまでの電気器具
    ACデルコ サブバッテリー + リョクエンインバーター(定格2,000W 最大4,000W)
  • 1.000W以上の電気器具
    EcoFlow RIVER PRO(720ah)※このポータブル電源は、電子レンジやドライヤーが使えるかなりの優れものです。かなりおすすめです。
    使っている電子レンジはヤマゼンの商品です。ヘルツフリーです。庫内はフラットで使いやすいです。

 

下にリンクを貼っている「YAMAZEN電気ケトル」もおすすめです。(100V仕様です。)

何と言っても値段が安いです。普通のケトルと比較すると大きいですが、いざとなればインスタントラーメンでもできるサイズです。(1人鍋でも可能!)
カップ3杯分くらいのお湯であれば、すぐに沸きますよ。
お水を入れて、クッキングケトルに電気をいれて、カップスープを袋から出して・・のような準備をしていると、すぐに湧き出します。

寒い日は、あたたかい飲み物が一番です!車内で飲むカップスープはおいしいです。

おまけ (自作)左リアの穴 経由の外部電源引き込み

一番、手前でクルクルしてあるのが、外部から電源を引き込んだ時用のコンセントです。
RVパークや電源のあるサイト等では利用できます。

  • 防水の延長コード(先端にキャップがついて、線そのものも防水になっているようです)を使います。
  • オス側に近い部分を切断します。コンセントの頭をつけたままでは配線はできません。
  • ハイエースの左リアの穴から電線をとおします。配線の先に防水コンセント(オス)を取り付けます。(写真は垂らした状態です。)
  • 線がブラブラしてはダメなので、防水コンセントのメス側をボディーにとりつけ、キャップとして使っています。防水コンセント同士をつなぐと、しっかりと止めることができます。

写真1枚前のクルクルのコンセント(メス フタつき)と2枚目の写真 車外のコンセントオスがつながっている状態です。車内のコンセントにフタつきは不要ですが、延長コード5Mは防水型にしたためにコンセントに防水用のフタがついているようです。

ハイエース 外部電源 引き込み ハイエース 外部電源 引き込み

防水コンセントの先とブラブラ防止のための固定用キャップ

 

私は近くのホームセンターで購入しましたが、こういう感じの商品です。(参考)

最初は、雨天時や夏にポータブルクーラーを載せることを考えたのですが、冬の車中泊で電気ストーブを使う時にも役立ちそうです。

車の外から見ると、赤丸のあたりを見ると、ゴムのキャップがあります。ここから電線を出しています。

ハイエースリア(左)の画像です。タイヤハウスが見えると思います。
写真の左の下あたり、赤の点線部分に、空気穴?があります。一見するとエアコンの吹き出し口のようなデザインです。ここに線をとおして車の外に通しています。(写真はダークプライムⅡ)

車の下にもぐり、穴の部分を撮影しました。ピンク色のホースは、サブバッテリーからのガス抜き用ホースです。充電中に有毒ガスが出ることがあると聞いたので、車内に設置してあるサブバッテリーからホースをとおして、車外にに出しています。

ホースと配線を固定するためにコーキングで固定しました。

キャンピングカーとか、もっとカッコいい装備でバンパー周辺から配線を出しているようですが、使用頻度から言って、うちはこれで十分です。
配線を通したおかげで、サブバッテリーからのガス抜きもできましたし。ひとまず満足しています。

 

色々と試行錯誤を繰り返しながら、わが家流の車中泊 最適仕様を作り上げたいと思います。
また次のレイアウト変更が完成しましたら報告をさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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