55hiaceです。50歳代からハイエースに乗るようになって、車中泊やハイエースDIYを楽しんでいます。今回は、島根県の温泉津温泉にある薬師湯の紹介です。
この町、この雰囲気・・間違いなく、ミドル&シニアのための車中泊スポットです。
道の駅 ロード銀山から30分 薬師湯
場所と組み合わせ 楽しみ方
道の駅 ロード銀山で車中泊をした後、石見銀山を散策し、温泉津(ゆのつ)温泉 薬師湯で温泉に向かいました。はじめての温泉津温泉です。地名としては聞いたことはあったのですが、道路標識をみてこの漢字の並びを「ゆのつ」と読むとは、知りませんでした。
車中泊中の車の中で、天気が悪ければ、「温泉に行こう!」と決めて、行先を探していましたら、レトロで素敵な外観が目に留まり、ここに決めました。
ロード銀山→30分→石見銀山→30分→温泉津温泉といった移動時間です。ここらはセットで楽しめるスポットですね。東西に長い、島根県を日本海に沿って走るのが国道9号線です。このルートは、道の駅も所々にあり、1日かけてゆっくり楽しめるコースです。

ここは、島根県の日本海側の中央部にあたる大田市です。近くに石見銀山(世界遺産)があります。毛利氏や尼子氏が利権を争う時代から、銀を運ぶ街道の一角だったようです。
温泉津も世界遺産登録地区の一部で、レトロな風情を残す町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に指定されているとありました。昔から石見銀山と関係の町のようです。
上の地図は、薬師湯ホームページより引用させていただきました。
薬師湯の魅力 町並みと建物
カーナビに「薬師湯」をセットして近くまでいくと、狭い道幅(車の離合が少し厳しい)の、風情のある温泉街に入ります。交通量は少ないので大丈夫だと思いますが大きい車だと注意が必要です。
下の写真は薬師湯の2階からの写真です。狭いですが雰囲気の良いとおりが見えると思います。
白い階段の写真は、薬師湯の階段です。
狭い道を走っていると、いきなり「薬師湯 駐車場」という看板が右に見えたので。「これだ!」と思って駐車しました。祝日の午後でしたが、2~3台分は空いていました。
この駐車場から、薬師湯が見えればよいのですが、距離も少しあり直線で見えないものですから、道があってる??と5~10分くらい歩くと、レトロな外観が目に入ります。建物で感動します。
右が女湯、左が男湯ですが、中ではつながっています。
妻と一緒にお風呂の説明等を聞いて、コロナ対策のために連絡先の確認等がありました。お店の方は若い女性の方で、はじめて伺った私たちにとても気持ち対応をしていただきました。
温泉にあまり行かない人でも安心して利用できます。
石鹸やタオルの販売はありましたが、お店の方が、「湯の成分(炭酸)で汚れを落とすので、石鹸はすすめないですよ」と説明を受けました。わたしは「石鹸なし」で入湯しましたが、せっけんを持参さている方もおられました。
大人500円×2人分を支払いましたが、あとでホームページを見ると40分の貸切り800円もあったようです。こちらでもいいですね。入り口にはサイダー、コーヒー牛乳等の飲み物が150円で何種類か販売されていました。
脱衣場からは写真撮影が禁止されていたので、下のホームページを見てください。
脱衣場はあまり広くはありませんが、清潔で気持ちよいです。髪を乾かすドライヤーは1つだけです。あまりたくさんの方が来られる雰囲気ではないです。本当に落ち着いた昔ながらの温泉の雰囲気です。
浴槽は深めで、顎のあたりまでしっかり入ることができます。浴槽は大きくはないので、ゆったり4~5名はいれば、ちょうどいいサイズです。
一見すると狭いようですが、私以外の利用者は3名で、みなさん、「3~5分くらい入っては浴槽からあがって体を冷ます(推奨の入り方だそうです。)」の繰り返しだったので、混んだ感じはありません。みなさん無理をせずに体を温めておられる感じです。
湯船につかると、裏山がすぐで、開けた風景ではないですが、外は雨模様で山の緑がきれいです。
静かな浴室に源泉が流れ込むお湯の音が響いて、何とも言えないくつろぎの時間を過ごすことができました。
お湯の成分とは、正直よくわかりませんが、施設の真後ろにある自然湧出の源泉からだそうで、褐色のお湯は、少し熱めで、鉄のような匂いがします。泉質は強めの炭酸泉と表記されていました。
わたしは、どちらかと言うと早風呂で、あまり温泉へ行く習慣がないのですが、ここの温泉の温もり具合は、すごいです。かなりの時間、からだがホカホカしていました。雨の降る日だったですが、
普通のお風呂では感じることのない温もり具合は、はじめての感覚でした。これが温泉の力ですね。
この薬師湯の横にカフェがありましがたが、ちょうど閉まっていたのか?おなか一杯で興味がわかなかたのか?駐車場の反対方向だったので、よく見てません。ホームページでご確認ください。
あらためて思う 車中泊・くるま旅の魅力
車中泊とセットで温泉を楽しむ方もおられますが、その気持ちが今回、よくわかりました。
夏はキャンプ、アウトドア、外ごはん等で楽しんで、冬は温泉とセットで楽しむの車中泊のスタイルになりそうです。
車中泊・くるま旅の最大の魅力はスケジュールやコースを決めずに自由に動けることですから、温泉の時間も気にする必要がありません。ぜーんぶが自由です。時間もいきたい場所も自由です。
11月にしては、雨も降り寒い日でしたが、車中泊・くるま旅は、夏より冬の方が向いていると思います。暑いのは耐えられませんが・・寒いのは何とかなります。
うちは、サブバッテリー+ポータブル電源で、ポット、電子レンジ、電気ストーブ(400Wくらいまで)を使います。気温5度くらいまでの日なら、今のところこれで十分です。別記事でくわしく紹介したいと思います。

温泉津 やきものの里
薬師湯を出てすぐに、やきもの里の看板がありましたので、立ち寄りました。「登り窯」というのでしょうか?写真などは見たことがありますが、初めて現物を見ました。何基?もあってかなり迫力があります。
下の写真にある看板と登り窯が見えるので、すぐに場所はわかると思います。建物の中にはやきものがたくさん販売されていました。高価なものから普段使いのものまで幅広い品ぞろえなので、誰でも入りやすいです。見学だけでもOKの雰囲気です。
館内で陶芸体験ができます。下のホームページを見るとくわしくそのコース内容が書かれています。わたしはこういう作業が得意でないのでスルーしましたが、お好きな方は、温泉とセットでかなり楽しめると思います。
温泉津温泉とセットで楽しめるスポットですね。おすすめです。はじめて行かせてもらいましたが、温泉津温泉は、静かでレトロないい町でした。風景写真等を趣味にされる方、レトロな温泉街の夕方とか最高の雰囲気だと思います。
島根県にはミドル&シニアさんにおすすめの車中泊&くるま旅スポットが本当にたくさんあります。
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