今回はミドル&シニアの方にとっても、いい感じのおすすめ観光スポットの紹介です。
ハイエースなどのでくるま旅にピッタリです。広島県福山市にある、きれいな海と落ち着いた景観のお寺です。ミドル・シニアさん、1人でのお出かけにもおすすめです。
近くまでいっても、なぜかこれまで立ち寄ることがありませんでした。
今回、初めて行かせてもらって、本当に感動の景観でした。日頃、山の中で暮らす、わたしにとって、やっぱり海はいいです・・
就職転職業界では、40歳~50半ばくらいを「ミドル」、それ以上「シニア」と呼ばれていると聞きました。わかりやすい表現なので、「ミドル・シニア」と呼ばせていただくことにしました。
磐台寺観音堂 阿伏兎観音 (あぶとかんのん)
ここは広島県福山市沼隈町にある、磐台寺(ばんだいじ)という、臨済宗のお寺です。
瀬戸内海に面する阿伏兎(あぶと)岬にあるので阿伏兎観音とも呼ばれるようです。観音堂は毛利輝元によって創建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
アクセス&駐車場
無料駐車場が4台という、観光案内サイトの表記をみて、車が止めれるか少し不安だったのですが、表記の4台の駐車場から、数百メートル手前に、下の画像のような駐車場があります。
ここには、きれいなトイレもあります。うちはここに駐車しました。
ここに、車止めて休憩や車内で食事でもしたくなるような、最高の場所にあります。
この駐車場を過ぎて阿伏兎観音へと向かうと、海沿いにあるホテル「あぶと本館」の目の前までは車で進む事ができます。ここが、お寺の無料駐車場4台分のようです。これ以上は車を停めることはできません。
下のような、わかりやすい看板が駐車所にありますので、迷うことはありません。安心して歩けます。
下の画像のような道を通って、お寺に向かいます。本当に気持ちの良い道です。それほど距離はありませんから、あえて、ゆっくり歩いきたい道ですね。
広島県重要文化財 磐台寺(ばんだいじ)客殿
道の行き止まり部分にお寺の入口があり、拝観料(大人100円)を納めて境内に入ります。
境内は海に面していて、こんな景観のお寺にお参りしたのは初めてです。
正面には入り口から進むと県の重要文化財の磐台寺(ばんだいじ)客殿があります。
奥に進むと、観音堂へつながります。
見事な景観 磐台寺観音堂 阿伏兎観音
下から観音堂を見るどんな位置に立っているのかよくわかります。この写真を撮った位置まで下りてくると海が近くに見れて、これもまた絶景です。
階段等をあがって、観音堂に上がると、すごい眺めが広がります。
参拝者の立っているお堂の床に角度もありますし、かなり高い位置で、海に面しています。
しかし、安全策はありません。子ども連れさんは注意が必要ですが、わたしはこういう昔のままの姿、自然の姿を見せるスポットがいいと思っています。
安全第一ではありますが、すぐに安全柵や手すりをつけて、現代風にアレンジしてしまっては、何百年とこの地に建つ貴重な存在(景観)がもったいないような気がします。
高い所が苦手な方は、建物に手を添えながら、歩きたいと思うくらいの高さからの、いい眺めです。
目の前にとにかく、きれいな海と空が広がる観音堂です。きっと何百年も前の人もこの観音様にお参りをしてこの海を見ていたと思うとロマンがあります。
阿伏兎観音の基本情報
住所 | 福山市沼隈町能登原阿伏兎 1427-1 |
時間 | 午前8時~午後5時 |
拝観料 | 中学生以上100円(子ども50円) |
阿伏兎山森林自然公園 遊歩道
こちらの駐車場に案内があったのですが、遊歩道が整備されて、絶景の展望台があるようです。
何人かの方が遊歩道の方へ歩いていかれていましたが、それなりの準備をされていた方ばかりでした。
調べてみると、全体のコースをゆっくり歩いて1時間20分(現地の「健康の道」の看板による)くらいのしっかり目のコースでした。
参考ページです。
周辺のおすすめスポット
歴史のまち歩き 鞆の浦
阿伏兎観音を訪ねる方は、鞆の浦での観光をセットにする方は多いと思います。
ご存じの方も大地と思いますが、「鞆の浦」は、歴史の好きな方には、ぜひ、おすすめしたいスポットです。有名どころとしては・・
・坂本龍馬の「いろは丸事件」(幕末に紀州藩の船と衝突)」に関連して資料館や龍馬の隠れ家跡等があります。
・また、足利 義昭(室町幕府 最後の将軍)が、織田信長と対立して、毛利家、小早川隆景を頼ってこの地へ滞在したようです。
(NHKの大河ドラマ 麒麟が来るでも鞆の浦で鯛釣りをする義昭のシーンがありました。)
鞆の浦は、古い港町をブラブラ歩く、ミドル&シニアさんに向いたスポットです。結構、おしゃれなお店とかもありました。
下に、観光協会の地図へのリンクがありますので、ご覧ください。

内海大橋 瀬戸内海の空と山 最高の眺め のんびりドライブ
「鞆の浦」は見どころ満載のスポットですが、今回は、阿伏兎観音からいうと反対方向にある「内海大橋(うつみおおはし)」へ向けてドライブをしました。内海大橋は阿伏兎観音から5㎞弱の所にある島と本土を結ぶ橋です。
こちらの橋からの眺めも最高に気持ちいいです。ここは最高のドライブコースです。途中にカフェんどもあります。(ただし、日曜日等は満車のことが多いようです。)
内海大橋を渡って、ひたすら直進すると、漁港の町や、さらに離合が難しいような、海のほとりの道を抜け、行き止まりまで行きました。(魚釣りの方も多いです。)
海岸に沿った道を、窓を開けてボチボチ走るのは、気持ちよいですよ。下の画像は走るハイエースの助手席から撮影した画像です。
行き止まりあたりに、「ころりん」さんとうカフェがありました。たくさんのバイクが止まっていました。※ホームページへのリンクしています。
この道は、結構狭くて、帰りはたくさんの車が行き来して、離合がうまく行かない車もあり、少し時間がかかりました。狭い道の離合やバックが難しい方は要注意です。
まとめ
今回の「阿伏兎観音」「内海大橋」は、ミドル&シニアさんに、とってもおすすめの落ち着いたコースです。
福山市にはたくさんの観光スポットがあるせいか?、近くに「鞆の浦」があるせいか?観光スポットして、「阿伏兎観音」さんが少し目立たっていないような気がします。
お寺を観光スポットというのも失礼でおかしい表現とは思いますが、こちらのお寺は歴史を感じる素晴らしい景観でした。
お寺の入口で参拝料(入場料?)を納める時に、受付の方が「ゆっくりお参りください。」とやさしく声を掛けてくださったのが印象的でした。ゆっくりできますよ。
ミドル&シニアさん、お参りに行かれることをおすすめします。
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ブログ中で、みなさんに沢山読んでいただいている記事はミドル&シニアさんに向いた内容のようでした。これからも、ぼちぼち記事を追加させていただきます。よろしくお願いいたします。