55hiaceと言います。50歳代でハイエースに乗り始め、車中泊やハイエースDIYを楽しんでいます。よろしければご覧ください。
車中泊スポット(サービスエリア)の選び方
今回は車中泊の場所選びに書かせていただきます。
今、新型コロナの影響などで車中泊やバンライフ、アウトドアが流行っていますから、いろいろな視点から車中泊スポットの選び方について考えてみたいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、最近は利用者の増加やマナーの低下などもあるのか、車中泊禁止という道の駅等もあります。(トイレや正面玄関に張り紙がしてあります。)
今回はサービスエリアでの車中泊なので、あまり制限はないと思いますが、施設のルールはいろいろありますのでご注意ください。
以前、山口県の壇之浦PA(眺め最高です!)で車中泊した時のことです。
駐車場で数台の車で区画を囲って、テーブルや椅子を出してくつろぐグループがありました。
車が少なかったので、利用したい気持ちはよくわかりますが、これって、やっぱりルール違反ですよね。
下はAizuという、ハイエースのパーツを色々販売されているメーカーさんのホームページですが、マナー等がまとめられています。はじめての方はご参考ください。
余談ですが・・ここの「アイズブッカー」をうちのハイエースにつけています。なかなか独創的な目隠し?タープ?です。
高速道路・有料道路のサービスエリア 車中泊の長所
何と言っても、はじめての車中泊でも、安心して泊まれるスポットです。
24時間のトイレや地域の情報、レストラン等もあります。余程の混雑時以外は、ほぼ確実に駐車できますので、無理して夜中に宿泊スポットを探して走ったりする必要もなく、予定が立てやすいです。
エンジン停止をしないトラックや一般の方も多いですから、(逆に)あまり気分を使わなくて良いのも魅力です。
サービスエリアによっては、展望台やレジャー施設や入浴施設が併設した場所もあります。ゆっくり楽しんでその場で車中泊できればいうことなしです。
朝の眺めの良いサービスエリア(瀬戸大橋の与島SA等)は朝から絶景を眺めることができます。
高速道路・有料道路のサービスエリア 車中泊の短所
サービスエリアは、短所は「騒音」「にぎやかさ」です。人の出入りがあるので、安全&安心と言えばそうなると思います。
車は高速で走りますし、トラックも多いですし、車の出入りがあり基本的に静かな所は場所は限られると思います。
大型車の区画から離れて駐車
多くのトラックはエンジンを掛けっぱなしにしています。トラックと距離をおいて駐車できるスポットが良いと思います。大型車の区画から離れているエリアを探しましょう。
駐車する場所に注意(トイレ周辺はにぎやか・・)
お店やトレイの近くや便利の良いエリアに駐車すると、夜中は静かでも朝早くから、車がたくさんやってきてうるさいことがありますので注意です。
サービスエリア 車中泊の必需品
多くの人が利用するサービスエリアで、最低限必要となるものを紹介します。
うちもハイエースの前はミニバンで車中泊をしていましたので、いろいろなものを準備して楽しんでいました。
- 目隠し(サンシェードやカーテン)
車内の目隠しは防犯の意味から考えても重要です。専用品、汎用品を購入するのも良いですし、最悪、バスタオルのようなもので目隠しして、布ガムテープ、養生テープ貼り付けても良いと思います。
安い汎用品を購入した場合、吸盤がすぐにはがれたりするので、用心のために布ガムテープや養生テープを持参しておくと良いです。 - 寝る場所を平にするマットと掛けるもの
車内で普通に就寝すると凸凹がとにかく気になります。車によって限界はありますができるだけ、平らにして就寝すると良いです。
それと、いくら暑い時期でも、掛けるものはあった方が良いです。急に寒くなったりすることもありますし、上に何もかけずに寝るのは何となく落ち着きません。 - USBモバイルバッテリー(できればLEDライト付き)
車のエンジンを停止すると車内のシガーソケット等の電源は使えなくなります。寝る前に充電する人も多いでしょうが、車中泊ではそれができません。
モバイルバッテリーで夜中の間に充電しておかないと、昼間に困ります。 - 耳栓(みみせん)
車の出入りのある、サービスエリアや道の駅では私は必須だと思っています。100均の物でも大丈夫です。好みがありますのでお試しください。最初は、少し難しい気がしますが、すぐ慣れました。
寝ている間に、車内で紛失することが多いので、うちはひも付きのものを選んでいます。
タイプによっては、耳の奥が痛くなるものや、耳に合わないものもあるので、一度試しておいた方が良いです。
- いつも使っている枕
最初は、衣服やカバンを枕にしていましたが、適当な枕がないので、「枕を持っていこう!」と試してみたら、かなり快適でした。
私、それほど神経質な方ではないと思っていますが、これがあるとかなり落ち着いて寝れます。デメリットとしては、少々かさばるところです・・ - 保温タイプの水筒×2本
うちは、車中泊に出掛ける時、必ず保温タイプの水筒を持っていきます。
車に冷蔵庫を載せているので、冷たいものを飲むこともできますし、電気ケトルもいつでも使える電源もあります。水筒は不要と思われるかもしれませんが・・
手を掛けずに、いつもでも適温のお茶やコーヒーがすぐ飲めるのは便利です。
大きいペットボトルのお茶などを購入しておいて、冷蔵庫にいれておいて、水筒に小出しにすれば無駄もありません。冬に熱いコーヒーがすぐ飲めるのもいいです。
- その他
記事を書いた後も、いろいろ思いつくものが多いのですが・・いざという時に役立つものも書いて置いておきますね。
①雨かさ、カッパ
②スリッパ、サンダル
・楽でいいです。履物変えるだけでこれだけでくつろぎます。
③寒い時に着る上着
・真夏は別として、山の中を散策していると、以外と寒さを感じることもあります。どんなものでも良いので外へ出るとき、車内で過ごす時の用に1枚余分が車に乗っていると便利です。いろいろ気が付くことも多いのですが、きりがないので、これくらいにしておきます。
サービスエリア 車中泊のポイント(失敗談から学ぶ)
サービスエリア・パーキングエリア どれを選ぶか
大きいサービスエリアを避ける?人気のサービスエリアは人が多いです。少しでも静かな場所で休みたい方は、レストラン等が併設しない、パーキングエリアを選ぶと多少は車が少ないと思います。
すべてのサービスエリアが対象ではないようですが、混雑具合はホームページから確認することができます。
例)「中国道 サービスエリア 混雑」で検索すると出てきます。
サービスエリアでも、最近の無料の高速道路(中国地方で言うと、尾道松江道等)は、サービスエリアから一般道へ下りることができたり、サービスエリアそのものが「道の駅」や観光施設等になっている所もあります。
最近のサービスエリア・パーキングエリアは、多様化がすすみ、魅力が一杯あります。
サービスエリア車中泊のポイント
- 事前に買物を済ませて高速道路へ
レストランや売店などのある大型のサービスエリアも良いですが当然、利用者も多いです。
食料や飲み物等の、買物を済ませておいて、人の少ないパーキングエリアを選ぶのも良いでしょう。 - サービスエリア内の駐車場所の選び方
①大型車の区画から離れた場所を選ぶ。(騒音対策)
②平坦な場所を選ぶ。時々、傾斜のあるエリアがあります。角度があると以外と不快です。
③可能であれば、日陰を選ぶ
④トイレ、メイン施設との距離は利用頻度?で判断しましょう。近いとにぎやかです。
- スマートICの利用時間と通行経路に注意
スマートICは、一般道から高速道路に入ると、サービスエリアが利用できない(駐車できない)流れ・コースの所もあります。
(例)山陽自動車道 福山スマートIC
スマートICは便利ですが、いろんなパターンがありますから、事前に確認しておきましょう。こんな感じでの制限ですね。
スマートIC(福山IC)のパンフレット
- サービスエリアに入浴施設は基本なし(別の予定地を計画すること)
高速道路上で入浴施設は限られますから、高速に乗る前か、高速を降りた後に入浴施設を利用するように予定しましょう。
サービスエリア 利用&車中泊の裏技?と楽しみ方
高速道路を使わずにサービスエリアを使う
一般のサービスエリアでも、一般道からの利用客を見込んで一般道からの利用者用の駐車場を設けている所もあります。
24時間トイレやお店が使えることが多いので、一般道で宿泊スポットに困ったときは、ここに駐車すれば助かります。
中には一般道からの利用者駐車場からトイレまでの距離が遠いところもあると思いますが、トイレも24時間使えますし便利です。
サービスエリアは、連休中等は、クルマが多く混雑しますが、「一般道用からの利用者駐車場」は、夜など、人の出入りはあまりありません。逆に夜間はこちらがすいています。
高速道路を使わない派のみなさんも、サービスエリアは上手に使えると思います。
サービスエリアでの車中泊は早寝・早起きがおすすめ
夜のうちに到着したサービスエリアは人が少なくて空いていても、朝になると急に人が多くなっていることもあります。特に人気の大型のサービスエリアですね。
便利な場所に止めたと思って朝起きると、近くに観光バスが止まっていてたくさんのお客さんがバスから降りてきて驚いたことがあります。(にぎやかで楽しそうです)
観光バスは意外と早くからたくさんのお客さんを乗せて走っています。
観光バスはないにしても、サービスエリアでの車中泊はの洗面はトイレを利用することになると思いますが、洗面や歯磨き、寝ぐせ直し等は、少し早めに起きてするようにしないと、こちらは寝ぐせでパジャマなのに、まわりは観光客で一杯・・ということもあります。結構、恥ずかしいです・・
人気&大きめのサービスエリアで車中泊をする時は、早めに洗面・はみがきは終わらせておいた方がいいです。
うちは、こんな経験から、ミニギャレーを自作して、ハイエースに積んで朝の支度は車内でできるようにしています。
また、ポータブルバッテリーがあればドライヤーも使えます。このポータブルバッテリーは充電が早くて、独自のシステムで大きな電力(ドライヤーや電信レンジ)にも使えます。
コスパ最高の商品です。小型ですので、普通のミニバンにもおすすめです。
高速道路から下の道に降りてみる
高速道路を使わずにサービスエリアを使うというご提案を上の方で書かせていただきましたが、サービスエリアの中(特に無料の対面通行式)には、「のぼり」と「くだり」のサービスのうち、どちらか一方しかお店がないようなところもあります。
中には「のぼり」「くだり」のサービスエリアを兼ねた施設もあります。
鳥取県の大山高原サービスエリア(スマートIC)がそうでした。うちが泊まった場所にお店とかはありませんでしたので、案内版に従って、対面側のサービスエリアまで歩いたことがありました。
高速道路下をくぐり、歩いたのですが、これが、なかなか気持ち良いのです。知らない山の中をボチボチ歩くようなことはありません。なかなか気持ちの良いお散歩ができました。
一般道からサービスエリアを利用できる通路があるということは、逆に外に出ることも可能なはずです。時間があれば、サービスエリアの周辺を歩いてみるのも良いと思います。
鳥取県の琴の浦サービスエリアは、無料の高速道路にあるサービスエリアですが、サービスエリアから一般道へ降りて、ポート赤崎という観光施設を楽しむこともできました。
ブログを始めたころの、恥ずかしい?レベルの記事ですが、リンクを張っておきます。
サービスエリアから一歩、出てみると色々な楽しみが見つかるかもしれませんよ。
もっともっと楽しいサービスエリアがあるかもしれませんね。
サービスエリアの睡眠は仮眠と思うべし
サービスエリアの睡眠は、正直、熟睡は難しいことが多いです。騒音もありますし、正直、熟睡とまではいかないと思います。耳栓を使っても、私は普段の6~7割程度の睡眠だと思います。
そうなる経験から・・
うちでは、次の日のプログラムはあまり無理をしないように設定しています。
観光地はあえて、ゆっくりまわるとか・・・
2泊目は、RVパークやオートキャンプ場とか、ゆっくり宿泊できるところを組み合わせます。
ホテルへ泊まってもいいですし、温泉に入ってゆっくりでもいいと思います。
まぁ、ミドル&シニアのくるま旅は、無理をしないプログラムが一番だと思います。ゆっくり自由に楽しませてもらいましょう。これが一番大事なポイントだと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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