はじめに
55hiaceと申します。50歳代でハイエースに乗り始め、車中泊やDIYで楽しんでします。
今回は車中泊スポット選びについて書かせていただきます。
前回は、サービスエリアでの車中泊について書かせていただきましたので、今回は、それ以外の車中泊スポットの探し方、利用方法等について書かせていただきます。
前回の記事でも書きましたが、最近は利用者増加やマナーの低下などもあるのか、車中泊禁止という「道の駅」もあります。(トイレや正面玄関に張り紙を何度か見たことがあります。)
記事内では、色々と車中泊スポットについて、書いていますが、施設のルールは、それぞれの場所でのルールがありますのでご注意ください。
安心&安全 車中泊スポットの選び方 ポイント
車中泊スポットを選ぶためのポイントを整理してみました。車の装備等によって違うと思いますが、主にミニバン、軽自動車1BOX、ハイエース等の車中泊仕様車を想定した選び方ポイントだとご理解ください。
24時間可能なトイレがある
当然のことですが、できれば清潔なトイレの場所がいいです。
トイレの汚い場所、壊れている場所は何となく、管理が手が行き届いてなかったり、治安が悪いような気もします。
トイレがあるということは、お水があります。洗面や手洗いに使えます。トイレは色々な意味で、車中泊には不可欠な設備です。
山の中のトイレで飲料不可の所もありますが、飲料可能な場所であれば、調理をするときに必要な水を確保することもできます。
「トイレの水は嫌だ!」という人は、大きめのペットボトルへ自宅の水道からとった水を持参したり、コンビニで購入しておくと良いでしょう。購入した水は保存が効くのがメリットです。
経験があるのですが、きれいなトイレでも、最近の自動停止の蛇口等では、鍋やペットボトルに給水するのが難しい(すぐ停止する。手を出さないと水が出ない)ケースもあります。
単純に蛇口の形状から直接、ポット等へ難しい例もあります。浅めのカップでもあれば、いざという時?便利だと思います。
24時間 車の出し入れができる
騒音防止のため、入退場に時間制限をしている(オート)キャンプ場等もありますが、基本は、自由に車を出し入れできる場所が安心です。
駐車スポットによっては、入口が狭くて、何となく不安な場所もあります。
気にしない人もおられるかもしれませんが、わたしは気持ちが悪い気がします。
また、夜間は防犯のために封鎖される公園の駐車場もありますので、入り口の看板等で表記を確認しておいた方が良いと思います。
わたしは経験がないのですが、他の方のブログで、安心できると思い、夜間、車の出入りが禁止されている駐車場で車中泊をしていたら、たくさんのバイクが入ってきて、駐車エリアから出ることもできず怖い思いをした・・という記事を読んだことがあります。
(すいません。どのブログだったか忘れてしましました。)
携帯・スマホの電波が届く
これも必須条件と思います。電波がないとスマホ使えませんし、災害時の緊急情報も入りません。
今でも電波の届かない場所があるの?と思う方もおられると思いますが、山間の道の駅では、山とアンテナの位置関係か、駐車場の場所によっては電波が厳しいところもあります。
キャンプ場なら、サイトによって違う場合もあるので、到着したらすぐ電波状態を確認するようにします。アンテナ表記が1本立っても通信が安定しない場所もあると思います。
気の利いたキャンプ場では無料WIFIを提供している場所もあると聞きます。ただ、そういう施設は逆に電波悪いのかな?と気になってしまいます。
また、家族割の関係などで、ご夫婦、家族は同じ携帯電話会社を使われていると思いますが、欲を言えば、ドコモとAuという風に、持っているスマホが、2社のキャリアに分かれていれば安心だと思います。
数年前、島根県益田市の「匹見レストパーク」のケビンに宿泊した時、大雨で川が増水して怖い思いをしたことがありました。夜になると雨と川の水の音だけして、出先のスポットでは平常時の川の水がどれくらいなのか、どこまで言ったら危険なのか、まったくわからず不安でした・・
当時、このケビンの周辺は、わたしと妻の持っている、Auのスマホの電波が入らず困ってしまいました。たまたま持っていた、ドコモの格安SIMのルーターを使って通信して、お天気情報を入手した記憶があります。
いつも、荷物の多い、ガジェット好きの自分の趣味が初めて役立った?と思える経験でした。
匹見レストパークは、とても良い所だったのですが、たまたま天候が悪い日に行ったので、そんな記憶ばかり残っています。雨の上がった、翌日は気持ちよく過ごすこととができました。
静かでおすすめのスポットです。(交通の便は少々かかります。)
周辺に入浴施設やコンビニ等がある
買物を事前にしておけば必要ない条件ですが、いざという時に、コンビニがあるのは安心です。
近くになければ場所を確認しておくと良いと思います。
以前、記事に書かせていただいた、「尾道平原温泉 ぽっぽの湯」は、湯YOUクラブの登録施設で、くるま旅クラブの会員さんであれば、無料で駐車場を車中泊スポットで使えます。
ここには、「クリーニング施設」が併設しています。長期でバンライフを楽しんいる方、入浴と選択等、必要に応じて使えると思います。
安心&安全なこと(犯罪や災害など)
このあたりは一番、気になるところではありますが、ネットで検索して、情報をは集めるしかありません。
根拠のある所では、各県の警察が発表している犯罪などの発生場所を示したマップも参考にされると良いかもしれません。
私は車中泊でここまで、気にしたことはありませんが、日常生活において普通に参考になります。
車中泊スポットの具体例(サービスエリア以外)
車中泊スポットの選び方やポイントを整理してきましたが、ここからは具体例のお話です。安心&安全という視点から考えると、「予約ができるスポット」がおすすめです。
宿泊先が決まっていると、くるま旅の自由度は制限されますますし、「スポットさがし」の楽しみはなくなると思いますが、その分、旅先での時間を有効活用できる気がします。
予約ができる(必要な)スポット
安心できるスポットと考えれば、予約のできる宿泊スポットです。有料のものが大半ですが、「くるま旅クラブ」のホームページから検索できる、「湯YOUパーク」(温泉施設の駐車場へ宿泊)なら、無料です。(くるま旅クラブの会員登録は有料です。)
下の記事でいろいろと書かせてもらっていますので、ご確認ください。
1 RVパーク
くるま旅クラブのサイトから検索ができます。1泊、1,000~3,000円位のところが多いでしょうか?
駅の近くの町なかにあるものや、キャンプ場のように、自分の区画内であればイスやテーブルを出せるスポットまで色々あります。
追加料金で電源が使えるのも魅力です。下にホームページのリンクがあります。
2 湯YOUクラブの登録スポット
同じく、「くるま旅クラブ」から検索できます。温泉施設等の駐車場を宿泊スポットで利用できる施設です。広島県安芸高田市の神楽門前湯治村の湯YOUクラブを下の記事で紹介しています。
予約ができるのに、ほとんど、無料というのもすごいです。(くるま旅クラブの会員は有料。)
3 Carstay(カーステイ)の登録スポット
くるま旅クラブのような検索サイトですが、幅広く道の駅やショッピングセンターの駐車場や民家等、独自のスポットが登録されています。
登録は無料ですので、スポットを探して、必要時だけお金を支払うので無駄がありません。スポットだけでなく、そのスポットのお楽しみのプログラムなどの情報もあります。
4 その他、オートキャンプ場
オートキャンプ場であれば、快適に宿泊できます。
テントは出さなくても、タープとテーブルだけサイトに出して、就寝時は車の中というスタイルは、くるま旅ならではです。準備と撤収に時間がかからず楽で良いです。
夜遅い時間に現地に到着しても設営が楽なのは魅力です。
私はまだ、使ったことがありませんが、公的(市町村が管理)なキャンプ場で無料のスポットもあるようですから、ネットの情報やYouTube等を参考に探してみるのも良いと思います。
予約がいらない(予約ができない) スポット
次は、予約ができないスポットの紹介になります。「予約ができない」は「予約がいらない」自由なスポットとも言えます。くるま旅ならではの自由が最大の魅力です。
もっとも人気のある 車中泊スポット 道の駅
予約がいらない・できない車中泊スポットと言えば、「道の駅」ですね。
ただし、道の駅は、規則・ルール上では、宿泊をするところではないらしく、あくまでも「仮眠」をとるための施設のようです。
トイレや建物入口に「車中泊禁止」と張り紙を出している道の駅もありますので、建物のルールにそって利用するようにしましょう。
また、車中泊禁止と書いてなくてもトイレの洗面コーナーに、「歯磨き、給水禁止」等と書かれている場合もあります。
「道の駅」は多数あり、いろいろな立地で、特徴もった施設がありますが、車中泊に向いた施設とそうでない施設があると思っています。
記事の上の方で整理した「安心&安全 車中泊スポットの選び方 ポイント」は道の駅にもあてはまります。よろしければ参考にしてください。多くの人が利用する「道の駅」でも、電波状況が悪かったり、周辺施設や立地条件も色々ありますよ。
車中泊に向いた道の駅
- 車中泊を禁止していない。(大目に見てくれる?)
- トラックなど大型車と一般車の駐車区分がされていて、駐車場が広い。
- 主要幹線道路から、少し離れている。(静かな場所を狙います。好みの問題もあり)
- RVパーク、温泉を併設している。
①あゆの里 矢田川 ②道の駅 ごいせ仁摩
こちらの記事で紹介した島根県の宍道湖湖畔に建つ道の駅は、デイキャンプができる魅力の道の駅です。
その他の車中泊スポット
車中泊、バンライフのブログやYouTubeが好きでよく視聴するのですが、みなさん色々と工夫してスポット探してをしておられるようです。
そこで、教えていただいた方法等も含めてご紹介いたします。
まず、Googleマップでの検索は基本です。
以前の記事にも少し書かせていただいたことがありますが、車中泊スポットを探す際に検索するキーワードは、次のキーワードで調べることができます。
①「公衆トイレ」のある場所
②「登山口」(駐車場&トイレのある場所)
③「公園」
④「海水浴場」(シーズンオフがねらい目)
⑤観光地周辺の公営の「駐車場」
⑥「フェリー乗り場」の無料駐車場
⑦大きな神社、寺院の駐車場
⑧「道の駅」以外の地域の物産ショップ等
⑨有料駐車場(近くにコンビニ必須もしくは24時間営業でトイレあり)
⑩いなかの「JR 無人駅」(トイレあるところ)
※いずれも施設のルールを守って、他の利用者に迷惑にならないようにしましょう。車中泊のマナーについては、下のリンクがわかりやすいです。参考にどうぞ。
その他、車中泊スポットを検索できるサイトやアプリも結構ありますので、利用できると思います。
スマホアプリにも、「車中泊スポット」や「道の駅」を検索できるアプリはいろいろあります。特に道の駅のアプリは、幅広くいろいろあります。お試しください。
まとめ
今回はサービスエリア以外の車中泊スポットを紹介させていただきました。それぞれのスポットに魅力があるのですが、やはり、有料のRVパークやオートキャンプ場は安心感が違います。
上の画像は、兵庫県の「あゆの里 矢田川」です。過去、一番落ち着けたRVパークですね。
RVパークは予約がとれる安心感もありますし、静かで安眠ができます。
連泊する際も、サービスエリア、道の駅等での車中泊を連続すると、しんどいので、ゆっくり休めるRVパーク等と組み合わせた方が良いと思います。
車中泊は、自宅で寝るのと比較するとストレスが多いと思います。遠方へ出かけるときは無理をせずに、眠くなったらお昼でも仮眠をとるくらいの心づもりが良いと思います。
それでは、みなさん安全運転で無理をせずに楽しいくるま旅を楽しんでください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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