別記事で、バックドア(リアゲート)に取り付ける「アイズブロッカー」という、日・雨よけ、視線よけのアイデア商品を紹介させていただきました。今回は、サイド用、スライドドア向けの商品です。
ダイソーで購入した300円の撥水シートを使いますから、アイデア次第で、いろいろなシーンで便利に使えます。お試しください!
特にこんな方へおすすめの記事です。
- 日よけシートを簡単に取付けができる100均グッズを知りたい方
- カーメイトのサイドバー(NS122)のサイドバーをお使いの方
今回もよろしくお願いいたします。
雨・日よけ&視線よけ こんな時に便利!
ハイエースなどの1BOXの車は、荷室に通じるドアの開口部がとても大きいです。
スライドドアもバックドアも大きく開きます。商用車ですから、荷物の出し入れを考えてのことだと思います。
しかし、車内をプライベート空間にしている車中泊仕様のハイエースでは、スライドドアを開けると中が丸見え状態になってしまいます。天候が悪い時は、雨や雪、冷気が車内に入り込みます。
下の画像はうちのハイエースですが、セカンドシートを外しているので、余計に丸見えですね。
白く見えるのは、アイリスのポータブルクーラーです。
みなさんもこんな経験がありませんか?
- 人の多い駐車場でスライドドア全開 車内がまる見え!
特にパワースライドドアは、「少しだけ開けて止めておく」ということができませんから、「ピーピー」と注意音を鳴らしながら、ドアは全開まで開きます。
・
おまけに電動スライドドアの開閉が遅いと感じませんか? もう少し早く!と思うこともあります。
・ - 冷気が一気に入ってくる。
冬の車中泊で、スライドドアを開けると一気に車内の温度が下がってしまう。(雪が吹き込むこともあります。)
・・¥ - RVパーク 隣の車が近すぎる?
「RVパーク」の多くは、通常の駐車場と同等もしくは、広くても1.5倍程度の横幅です。
横・隣の車との距離は近いです。
換気のためにスライドドアを全開にすると、隣の車からは、車内丸見えです。
・ - その他の場面
オートキャンプ場、道の駅等でドアを全開にしにくい・・隣や通路との距離が近い場合、人の視線が気になる場合があります。
・
車内がキレイに整えられている時は、自慢の?ハイ―エスの車内を見てもらいたいと思いますが・・
車中泊の朝など、寝具が広がった状態、車内に人がいる(寝てる)時の全開オープンは気が引けます。あまり見た目も良くないように思います。
そこで、欲しくなるのが、スライドドアをオープンした時の、(目隠し)カーテンです。
スライドドアへ「撥水ウエザークロス 300円」が、かなり使える!
まず、ご紹介するのは、ダイソーの商品です。
下の画像の右側の商品「撥水ウエザードクロス」です。
右:撥水ウエザードクロス 300円 88㎝×112㎝
左:レジャーシート 100円 90㎝×170㎝
ハイエースのスライドドアの開口部は、およそ120㎝×120㎝です。
雨除け、日よけで使う場合は、どの部分から垂らすかで、必要なサイズが変わってきます。
これが、うちのハイエースに取り付けた画像です。色も落ち着いて、よい感じだと思いませんか。
ほかにも良い商品がないか、ホームセンターやネットショップで調べてみたのですが、よいものが見当たりません。
ホームセンターで安く売っている、日よけを購入しようと思ったのですが、サイズが合わないのです。
ホームセンターにある、日よけは、サッシのサイズに合わせた、長さが180~200㎝、幅が90~100㎝ばかりです。
ハイエースの開口部を全部隠すとなれば「120㎝×120㎝」が必要になります。どのように車内から下げているのか?
うちは、カーメイトのサイドバー NS122 から、シートをぶら下げています。
サイドバーそのものは、220㎝もある十分な長さのものですが、もう30㎝くらい長ければスライドドアを含めた長さにピッタリです。
下の画像を見てもらっても、リア用の天井エアコン吹き出し口の近くまで、届いてないです。
サイドバー(シルバーのパイプ)全体を、前方へ移動することもできますが、リアのバーの位置をちょうど良い位置に決めてあるので、あえて動かしませんでした。
就寝時などのカーテンは、自作のマグネット式のものがありますので、これはあくまでも、スライドドアの開閉を前提とした「目隠しシート」です。
幅は足りていないようですが、人の出入りと、風とおしのこともあるので、これくらいが丁度よいと感じています。
ダイソー 「撥水ウエザードクロス」の長所
このシートは、なかなか優れものです。
- 生地はしっかりしています。「ハトメ(丸の穴部分)」もついています。
ロープで固定したり、タープ用のポール等も利用できます。 - 価格が安く、どこでも入手しやすい。
- 落ち着いた色で良い。(レジャーシート関係は派手なものが多いです)
- ある程度の「厚さ」があるので良い。
「厚さ」がないと、風でヒラヒラして、めくり上がります。 - 撥水なので雨に濡れても問題なし。拭き取れば、すぐに汚れが取れます。
- サイドバーを使うのであれば、サイズ的にはちょうど良い。
※スライドドアの開口部全体から考えると、少し小さいです。
「撥水シート」の つり下げ方法 いろいろな提案あり
シートのつり下げ方法について、いろいろと考えられると思いますが、ここでは2つの方法を紹介します。
カーメイト サイドバー NS122 は多用途でおすすめ!
この商品は、ハイエースを購入して取り付けたパーツの中でも、トップ3に入る満足度の高いものです。9,000円以下で購入できる商品ですが、車内の見た目が良くなり、便利になります。
今回は、「撥水シート」をつり下げていますが、他にも色々、使っています。
- LEDバーライト(磁石固定タイプ)をつける(下に画像)
- スポット型クリップライトをはさむ
- クリップ式の扇風機をはさむ
- その他
ハンガーを掛けたり、タオルを直接、かけて干す。
位置が良いのに加えて、剛性も高いので使用用途は広いです。
カーメートのサイドバーはこちらです。
サイドバー以外の方法 「クリップナット」&「ボルト」+「のれん棒」など
サイドバーを取り付けていない方にも、よい方法があります。次の2つの商品を使います。
- クリップナット
- つり下げボルト
①クリップナット | ②つり下げボルト |
下の画像の矢印の場所に、内装のカバー「クリップナット」をはさみ、サイズのあった「つり下げボルト」を、ねじ込むことで、台座の部分が簡単にできます。※工具すら不必要の簡単作業です。
下の動画(ときめきハイエース)もぜひ、ご覧ください。
ネジのサイズ「M6」のクリップナット(左)と、リング(右)を上手に使って、カーテンレールを設置されています。動画もわかりやすいです。ハイエース関係のDIYの勉強になります。
ときめきハイエース
【カーテン】穴を開けない!簡単安価でハイエース車内にカーテンをつけました
「撥水ウエザードクロス」に ぴったりの商品(つりさげ用)
おすすめする商品はつぎの3点です。すべてダイソーの100円商品です。
下の画像の商品(ポールカーテンクリップ)は、サイドバーのパイプのサイズにピッタリ合います。
丸になっている部分は、サイドバーのサイズ(直径)にピッタリです。
しかし、ダイソーの撥水シートで利用する場合、シートの重みで、クリップが動き、ピンと張ることができません。
そこで、100円マグネット(下の画像)をサイドバーに、磁力でひっつけて、クリップが動かないように固定しています。
最初の画像で、クリックが2種類ありまいたが、小さい方のクリップは、「パチン」と固定できるタイプで小型の割に強力です。
下の画像のように、滑りやすくて、うすいレジャーシートにも使えます。
■オーニングフック(マグネット式)
このフックは、リアゲートにシートを固定する際に便利に使えます。
シートの穴のサイズが小さいので、フック本体に取り付けています。磁力はそれほど強くはありませんが、このシートをつり下げるには十分です。
■取り付け方向(ヨコとタテ)の違い
色も落ち着いて、良いように見えませんか。真後ろの目かくしになります。
車内からリアに、つり下げると下のようになります。(ぴったりサイズです)
場合によっては、「撥水シート」を別記事で紹介した、タープ用のフックも十分使えます。
ロープやタープ用のポールの穴もありますので、「ミニミニタープ」としても利用できます。
くわしくはこちら(画像中央のタープフックはセリア100円の商品です。)
おわりに
スライドドア用の「目隠し」は、以前から欲しかったのですが、ようやく今回、落ち着きました。
ホームセンターを数件回って、ほかの商品も購入して試したのですが、この撥水シートが一番だと感じています。
サイドにつけたり、リアにつけたり、場所に応じて付け替えをして利用しています。
目隠しカーテン、日よけになったり、雨や冷気を防いだり、非常に多用途です。
安価なもので遠慮がなく使えるのもよいですね。ぜひ、みなさんも、いろいろ工夫してお楽しみください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしければ、クリックください。励みなります。