ハイエース セカンドシート 前たたみ活用例 空間活用のための(自作)冷蔵庫台と注意点

ハイエース&パーツ等
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車中泊仕様のハイエースで一番使っている装備・・うちは間違いなく車載冷蔵庫だと思います。
出先の道の駅やスーパーで買い物をしたものを便利に冷蔵庫に収めています。

うちの購入した25リットルの容量があれば、スーパーのLサイズの買い物袋がそのまま入ります。ペットボトル500mlもタテに入ります。たまたまですが、ちょうどよいサイズです。

   

昨年までは、セカンドシートを外してレイアウトしていたいのですが、今年はセカンドシートを残したレイアウトで車中泊やキャンプを楽しんでいます。

この記事では、ハイエース(バン)のセカンドシートを残した状態での25リットルサイズクラスの冷蔵庫の配置・収納スペースをご紹介します。

 

どこに冷蔵庫を配置するか

冷蔵庫の置き場について、ベッドの上でも足元でも停車中なら助手席とか、ハイエースなら色々な場所が考えられます。どこでも良いと言えば、そのとおりなのですが・・

うちのこだわりポイント

  • セカンドシートを前たたみした状態で車内を広く使いたい
  • 走行中も停車中も移動をしなくて良い状態で使いたい。(場所は固定)
  • 日常づかいの買い物で使える場所に置きたい。
  • 車内で休む時、枕元で動作音がしない場所へ置きたい。

 

昼間は気になりませんが、就寝時には冷蔵庫の動作音(ON/OFFする)が少し気になります。
それなら、「足元へ置けば!」と思ったのですが・・オートキャンプ場のサイトに隣接した、車置きスペースは傾斜になっている所が多く、どちらを頭にして寝るかは、その時、次第です。
冷蔵庫はベッドから少しでも距離があったほうが良いと思います。

昨年のレイアウトは、セカンドシートなしで冷蔵庫やエアコンを配置していましたが、今年はセカンドシートを外していません。当然、場所の制約は多くなります。

下の画像はセカンドシートを前たたみにして、ホームセンターで売っている化粧板(140cm×25cm)を載せた状態です。
テーブルの足も2種類作っていますが、この状態でもテーブルとして使えます。
ただし・・化粧板はきれいなのですが、傷が付きやすいのと、ツルツルしてよく滑るので、別な素材の方が良いのかもしれません。
(テーブルの記事はこちら

この天板の上に冷蔵庫を置く方法も試しましたが、安定があまりよくありません。
運転席シートの後ろにスペースができるのも気になります。
下の画像を見てもらうとわかりますが、せっかくのテーブルが大きな冷蔵庫に占拠されるのもったいないです。

テーブルの上に冷蔵庫 さらに高い位置に冷蔵庫
(発砲スチロールブロックで台)

両方とも冷蔵庫は、マジックテープで運転席のヘッドレストの差し込み棒?あたりで固定しています。右の状態で使っていたのですが、発泡スチロールの台がずれて不安定になることがありました。

そこで次のような冷蔵庫置き台を作りました。

残り物で作った冷蔵庫台(置き場)

これを作りました。「し」の形になっている金具は、ホームセンターのコーナンで購入しました。
この丸くなっている部分をハイエースの仕切り棒にひっかけています。
丸くなっている部分にゴムの加工がしてあるので、傷がつかないのと、走行中にカチカチと音がしないのがいいです。

簡単な工作ですが、冷蔵を置くスペースが決まりました。

冷蔵庫の固定は、100円ショップ(セリアか?ワッツ?)で購入した自転車用の荷台のゴムで固定しています。
縦向きに使っているゴムは50cmの長さのゴム(画像左)、横向きに使っているゴムは1.5mの(画像右)のゴムです。

黒くてわかりにくと思いますが、奥側のゴムのフックはハイエースの仕切り棒にかけています。手前は台のフチにひっかけています。
(台にフックのサイズの少し切り込みを入れれば、よりきれいに収まるはずです)

横に貼ったゴムは下のようにヘッドレストの棒にひっかけています。長さを調整すれば両側の棒にかけることができるのですが、ひとまず、この状態で使っています。十分安定しています。

下の画像は冷蔵を外した状態で、ゴムの固定箇所を撮影したものです。

 

冷蔵庫の電源が切れる問題

冷蔵庫の場所が決まったので、サブバッテリーから電源を延長しました。。そこでトラブル発生!

うちは車の左一番後ろにバッテリーを配置しています。
12Vの電源を運転席まで伸ばすために、12Vのケーブルを延長しました。

しかし、なぜか?バッテリー残量が少なくなると冷蔵庫が停止してしまうようになりました。
具体的には、下の商品を購入して、ケーブルの真ん中を切断して、本機より少し太めのエーモンのケーブルで3~4メートルコードを延長しました。
そして、リアのサブバッテリーから運転席後ろまで電源を伸ばしました。
テスターで計測しても延長コードの有無で電圧が低下しているように思えないのですが、冷蔵庫はバッテリーの電圧低下で停止してしまいます。(3~4時間程度)
私はまったく原因がわかりません。多分、私が延長したケーブルの処理か?ケーブルの選択に間違いがあるような気がしています。
下の商品は普通におすすめできる商品です。(下はAmazonへのリンク)
いろいろ考えたのですが、上のナポレックスの商品は経由せずに、冷蔵庫に付属している「延長ケーブル」を最大限のばした状態で電源を取ることで解決しました。
市販品+自作 延長のコードより、付属の12V用の電源コードの質が良いということだと思います。
上のナポレックスの商品は、ヒューズ付で4.8A対応と、なかなか良い商品です。
おまけに、ソケット部分に青いLEDが光るので、暗い車内でとても便利に使えています。
冷蔵庫の以外の電源、フィアマターボキット(換気扇)、ライト等、はすべて、こちらのソケットから電源をとって快適に使えています。
冷蔵庫には使えませんでしたが、基本、おすすめできる商品です。

冷蔵庫のおすすめ機能 低電圧保護機能 知ってます?

余談ですが・・うちの車載冷蔵庫には便利機能が搭載されています。これおすすめです。
「低電圧保護機能」といいます。
車載の標準(通常)バッテリーから電源を引き込む方であれば、冷蔵庫の使用で、電圧が下がりすぎるとエンジンがかからなくなります。これを防止するために、バッテリーの電圧が一定以上さがれば、冷蔵庫が停止する、バッテリーの保護機能がついています。
本体に「H・M・L 3レベル」の切替スイッチがあり、これで設定します。
このレベルを「H(ハイ)」にしておくと、比較的、短い時間で冷蔵庫は停止します。
※バッテリー保護(電圧維持)のための機能です。
うちの場合は、サブバッテリーから電源をとっているので、空になっても問題がないので、「ロー(L)」で使用しています。下の図を見ると9.6Vになるまで給電してくれるようです。

F40C4TMPの冷蔵庫は、よく冷えています。
また、2年保証付で、サポートへ連絡した時もすぐに修理受付可能との回答をいただきました。
とてもいい感じです。わたしは、また、このメーカーの商品を購入すると思います。

後発品はこちら

まとめ&注意点

簡単な工作ですが、車内の必需品の設備の場所が決まると気持ちが良いものです。2週間以上この状態で運転していますが、安定度に問題はないようです。
運転席の真後ろになるので、後方の視野もそれほど損なわれません。

ただし、この位置に冷蔵庫を置くと、物の出し入れが難しいのが難点です。冷蔵庫のフタを開くスペースがないので、限られたスペースから物を入れなくてはなりません。
たくさんの買い物をした後にレジ袋ごと入れるには、ちょっと苦労します。この部分が最大のデメリットです。大体、20㎝位の開口になります。

写真の上手に見えているのがハイエースのリアのエアコン吹き出し口です。

いろいろとお好みがあると思いますが、今年の夏のお出かけはこのスタイルでいきます。
必要に応じて、ポータブルエアコン(記事)を載せて使用する予定です。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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